家出2021/06/13
ホームドラマでおなじみのように、家出をするのは「妻」か「子ども」が一般的です。もしかすると皆様のご家庭でも、そのような事態が発生したことがあるかもしれません。妻が夫に不満を抱え、夫婦喧嘩の末に実家に帰ってしまった。親子喧嘩をして、子どもが家を飛び出してしまった。恐らく家庭における家出というと、このようなイメージを持つはずです。
ところが現実には、「父親」が家出をしてしまうという事件も発生しています。もしかすると、妻や子どもが家出をするんだから、父親が家出をしたって不思議じゃない、という甘い考えをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、妻や子どもと父親の家出では、家出をする理由が根本的に異なる場合も多いのです。
言い方を変えると、妻や子どもの家出が「家庭の不満」に起因し、多くの場合が事件性のないものであるのに対し、父親の家出は緊急性・事件性を伴うものが多いといわれているのです。
そこでこちらの記事では、父親の家出に関する情報や家出をする理由、探し方等についてまとめてみたいと思います。
目次
前述のように、父親の家出は特殊なケースであることが多いようです。そもそも父親(男性)は、自宅=自分の居場所、自分がいるべき場所と考えていることが多く、家庭に不満があったとしても、(女性に比べて)家を出るという発想にたどり着きにくいといわれています。「なんで俺が自分の家をでなきゃならないんだ!気に入らないならお前が出ていけばいいだろう!」と、極端に言えばこのような発想でしょうか。だからこそ、父親が家を出るというのは、何かよからぬ要素を含んでいる可能性が高いのです。
では、父親が家出をするさまざまなパターンについて検証してみましょう。
もちろん、男性も妻や子どもたちと同様に、家庭に不満を抱えて家出をするということがあります。とりわけ父親の場合、子ども(特に娘)が生まれ、成長するにつれて、家族にないがしろにされ、居場所を失ってしまうケースが少なくありません。
結婚をする前、結婚当初は妻に愛されていたのに、時が経つにつれ、特に子どもが生まれてからは、まるで構われなくなってしまった。家にいると煙たがれ、妻には文句を言われ、娘には臭い・汚いといわれる・・・。こんな生活を繰り返していたら、家にいたくないと思ってしまっても不思議ではありません。
しかし、前述のように、男性はどちらかというと家庭の不満では家出をしづらい傾向にあります。帰りが遅くなる、といったことはあるかもしれませんが、父親を家出にまで追い込んでいるということは、かなり深刻な状況に陥っている可能性があるかもしれません。
男性は女性以上にプライドの塊のような生き物です。もし仕事で嫌なことがあったり、トラブルを抱えたりすれば、女性であれば夫や友人に愚痴をこぼすかもしれません。ところが男性の場合は、自分がトラブルを起こしたり、不利な状況に追い込まれていることを「恥ずかしい」と考え、かえって他人に、とくに家族に言わず、うちにため込んでしまう習性があります。
男性の家出の理由として、「仕事のトラブル」が多いのは、これが原因です。女性にしてみれば、仕事でトラブルを起こしてどうして家出をするの、と不思議に思うかもしれませんが、家族に見られたくないという男性の心境がそうさせるのです。
とくにトラブルだけならまだしも、降格、減給されてしまった、ミスをして地方に飛ばされることになった、または解雇されてしまった、といったようは大きな問題を抱えてしまった場合、家族に打ち明けることができず、そのまま姿をくらましてしまうこともあるようです。特に男性の場合、そのまま自殺を考えてしまうケースも少なくありません。最悪の事態も想定し、早急な行動を心がけるようにしましょう。
男性の浮気の要因として多いのが、浮気相手のもとに行ってしまったという例です。そもそも不倫には、単なる遊び相手として浮気しているケースと、恋愛感情を持っている、いわば本気の浮気のケースが考えられます。恐らく前者の不倫相手のために家出をするという可能性は低いといえるでしょう。恐いのは、後者のパターンです。
「男性の不倫相手は奥さんより容姿が劣っている女性が多い」といわれることもありますが、この言葉が示す通り、男性が不倫相手に求めるのは、単に体の関係だけでなく、心のよりどころを求めているケースが多いのです。とくに前述のように家庭に居場所がなく、妻から異性として扱ってもらえない父親にとっては、不倫相手こそが理想の女性に映っている可能性があります。
そのような場合、自宅にいることに愛想をつかし、離婚を覚悟で不倫相手のもとに家出をしてしまうこともあるようです。
父親がなんらかの理由で借金を背負ってしまい、それが家族にバレるのを恐れ、姿を消してしまうということもあります。借金の理由はギャンブル依存、知人の借金を肩代わりしたなどさまざまな理由が考えられますが、借金の果てに自殺を考える人も少なくありません。
このような場合には単なる家出と考えず、早急な捜索活動が必要となります。
父親は家出をしづらいとお伝えしましたが、それゆえに、そもそも家出ではなく、なんらかの事件に巻き込まれている、どこかで事故を起こしている、という可能性も少なくありません。とくに家出をするような前兆がまったくなかった場合には、早急な対応を心がけるようにしましょう。
高齢の父親の場合、認知症を患い、徘徊してしまうこともあります。徘徊の恐いところは、そのまま誰にも見つからずに行方不明になってしまったり、事故に巻き込まれてしまうことです。認知症患者の場合には、真っ先に徘徊の可能性を疑うようにしましょう。
前述のように、父親の家出は単に一時的な感情で家を出る場合だけでなく、自殺を考えていたり、事件や事故に巻き込まれている可能性が高いことが分かりました。しかし、単に家に帰らないというだけでは、家出と事件を見分けることはなかなか難しいものです。そこで、最低限次のポイントを確認するようにしましょう。
家出を見分けるもっとも単純な術は、書き置きの有無です。当然ながら自宅に書き置きが残されていた場合には、明らかに意図的な家出であり、少なくとも事件・事故に巻き込まれたという線は消えます。ただし、家出をする理由が書き残されていた場合は注意が必要です。もし家庭の不満ではなく、別の悩み(仕事や借金等)が記されていた場合は、自殺の可能性もあるため、早急に警察に届けを出すようにしましょう。
また、当然ながら遺書が残されていた場合も同様です。自殺の阻止は時間との勝負なので、1秒でも早く行動に移すことが大切です。
書き置きがない場合でも、残されたものから事件性を考えることはできます。チェックすべきポイントは、衣服・生活用品・仕事道具です。計画的・意図的な家出の場合は、これらの品が持ち出されている可能性があります。つまり、別の場所で生活をするつもりであることが分かるため、このような状況の場合も、ひとまず事件性を疑う必要はないでしょう。
逆にまったく荷物が持ち出されていない場合は、事件や事故に巻き込まれている可能性を考慮すべきです。とくに家を出るという書き置きがあったにもかかわらず、何も持ち出していない場合には、自殺を計画している可能性が高いといえます。このような場合も、早急に警察に対応してもらうようにしましょう。
では、父親が家出をしてしまった場合には、どのような対応を取るべきでしょうか?前述のように、ひとくくりに家出といっても、意図的な家出と事件性のある家出ではまったく状況が異なります。そのため、それぞれの対応について考えていきたいと思います。
いずれの場合においても、まずは真っ先に本人に連絡を取るようにしましょう。ここで大切なポイントは、どのような理由にせよ、父親が傷ついていることを理解することです。家庭に不満があるのか、あるいは何かしらのトラブルを抱えているのか不明ですが、少なくとも相手を責めるようなことをしてはいけません。話を聞く、反省すべきことがあるなら反省する、だからとにかく帰ってきてほしいと、優しく声を掛けてあげましょう。決して感情的になってはいけません。
また、電話ではなくLINE等でメッセージを残す場合も同様です。とくに文字の場合は冷たい印象を与えてしまうため、可能な限り優しい言葉遣いに注意するようにしてください。
もっとも、家出や失踪では本人に連絡が取れない場合が大半であるため、そのようなときは別の方法を試してみましょう。
本人に連絡を取れない場合には、知人や職場に連絡を取るようにしましょう。父親の居場所や行動について、何かしらの手掛かりを得られる可能性があります。また、万が一父親の居場所が分かったら、すぐに連絡してもらうように伝えておきましょう。
もし父親が利用している行きつけの飲み屋などがある場合には、連絡をしたり、直接足を運んでみるようにしましょう。家出をしていても、いつもと同じ行動を起こしてしまう可能性もあります。
意図的な家出の痕跡がなく(書き置きがない、荷物を持ち出していない等)、知人からの情報も得られない場合は、早急に警察に失踪届を出すようにしましょう。
書き置きがあったり、荷物が持ち出されていた場合には、捜索願を出しても、警察は積極的に探してくれません。失踪事件は連日のように発生しており、警察は事件性のあるものを優先して捜査するためです。そのため、事件性のない案件に関する捜索については、探偵に依頼する以外に方法はありません。父親の場所を特定したい、または警察が頼りないと感じるときには、積極的に探偵に調査を依頼するようにしましょう。
事件性が少しでも感じられる場合には、警察に届けを出すことが大切です。というのも、失踪と警察への届け出の時間差は、そのまま失踪者の発見率に直結するからです。
具体的にいうと、失踪から1週間経過すると、失踪者の発見率はわずか3~4%に低下することがわかっています。
そのため、恥ずかしい、近所の目が気になる、といった羞恥心は捨て、父親の安否だけを考えて行動することが大切なのです。
ここまでは父親が家出をしてしまった場合についてお伝えしてきましたが、そもそも、父親が家出をしないように注意することも大切です。
男性はもともと、自分の悩みや問題を他人に打ち明けることが苦手です。プライドが邪魔して、弱みをさらすことを「恥ずかしい」と感じてしまうからです。そのため、日頃から父親とコミュニケーションをとり、変わった様子が無いか確認しておくことが大切です。
たとえば、どうも最近元気がない、怒りっぽくなっている、気が付くとぼぉっとしている、浮気の兆候が見られる、借金の兆候が見られる、食欲がない、不眠が続いている、など、問題がある場合にはそれなりのヒントが見られるはずです。
そんなときに、「いつものように」家族が父親をないがしろにしていては、父親のサインに気づかないどころか、さらに追い詰めてしまう可能性すらあります。
父親に気に入らないことがあったとしても、父親が家族のために日々努力をしていることに違いはありません。不満について我慢する必要はありませんが、少なくともコミュニケーションをとる努力は怠らないようにしましょう。
父親の失踪についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?父親の失踪は、自殺や事件などの危険性も含んでいます。そのうち帰ってくるなどと甘い考えを持たずに、警察や探偵に早急に捜査を依頼するようにしましょう。
もし探偵の依頼を検討している方は、ぜひ以下の探偵事務所に相談をしてみてください。相談は無料なので、最悪のケースに発展しないためにも、ひとまずプロにアドバイスを求めてみましょう。
創業45年を超える原一探偵事務所は、年間相談件数5万件以上の成功実績を持つ業界随一の老舗探偵事務所です。原一では調査の成功率を高めるため、常にチームで行動し、調査対象を隙なく監視します。他の事務所では引き受けてもらえない、または失敗した案件であっても、経験豊富な原一探偵事務所は、これまでに何度も解決に導いていきました。信頼できる老舗探偵事務所をお探しの方は、ぜひ原一探偵事務所にご相談ください。
【テレビ電話相談とは?】
原一探偵事務所は、
の3部門で第1位に選ばれた信頼性の高い探偵事務所です。特に原一探偵事務所のオススメポイントとして、「安心の料金体系」と「ベテランの腕」が挙げられます。
まず料金体系ですが、現在の探偵事務所は全国的に料金トラブルが発生しており、国民生活センターには年間7000件以上の電話相談が寄せられているようです。その点、原一探偵事務所は、「見積り以上の追加料金が一切発生しない」ことを約束しています。このような安心の料金システムが、原一探偵事務所の信頼性につながっているようです。
また、創業45年の老舗探偵事務所である原一には、経歴20年を超えるベテラン調査員を含め、大勢のスタッフがいます。そのため、小規模探偵事務所にはできない「チームプレイ」が可能となり(たとえば、尾行がバレそうになったら別の調査員に交代する等)、調査の成功率が極めて高いことでも有名です。
質と安全性の両方をお求めの方には、原一探偵事務所がオススメです。
原一探偵事務所の料金には、
が含まれます。追加費用は一切発生しません。
さくら幸子探偵事務所は、創業31年を誇り、全国に15社をかまえる大手老舗探偵事務所です。相談実績はすでに10万件を超えており、浮気調査や人探しなど、あらゆる相談に対応してくれます。さくら幸子探偵事務所は専属のカウンセラーが在籍し、調査のみならず、クライアントの精神的なサポートにも注力しています。また老舗い企業ということもあり、調査歴の長いベテラン調査員が多いところも、魅力の一つといえます。
あい探偵は創業24年を誇る中堅探偵事務所であり、浮気・不倫調査に特化した探偵社でもあります。その調査実績は80,000件を超え、圧倒的な調査能力・証拠収集能力で話題を呼んでいます。あい探偵は調査後のフォローも徹底しており、多数の弁護士と提携することで、クライアントの離婚問題も手厚くサポートしてくれます。しかも料金は業界最安値の1時間2500円。さらに完全成功報酬型なので、安心して利用することができます。
あい探偵は創業24年、約80,000件の実績を持つ中堅探偵事務所のひとつです。あい探偵は浮気・不倫調査に特化しており、不倫調査の証拠収集力は探偵社の中でも特に優れています。
あい探偵の特徴は、多数の弁護士と提携していることです。そもそも浮気・離婚調査は、調査のみで完結する問題ではありません。むしろ調査結果が出てからが本番であり、クライアントは人生の大きな岐路に立たされます。
あい探偵は弁護士やカウンセラーと強く結びつくことで、クライアントの精神的なフォローをしつつ、法的措置が必要になった場合に備え、弁護士のサポートも受けられる体制を整えています。
このような調査力・充実したアフターフォローを備えているにもかかわらず、あい探偵の料金は1時間2500円と業界最安値を記録。さらに完全後払い制を採用しているため、安心して利用することができます(通常後払い制の探偵社は料金が高くなるため、あい探偵の対応は異例中の異例といえます)。
浮気・不倫調査の依頼をしたい方、さらに精神的フォローや調査後の法的アドバイスを受けたい方は、ぜひあい探偵をご利用ください。
あい探偵の料金は、「完全成功報酬制度」かつ「料金完全後払い制度」を採用しています。調査が成功した場合のみ料金が発生し、またすべて後払いとなるため、着手金の発生はありません。また追加料金の請求もないため、事前のお見積金額以上の料金も発生しません。