初めての探偵依頼マニュアル

探偵事務所はあまり身近な存在ではないため、どうしても調査を依頼するのに躊躇してしまうものです。しかし、探偵社に関する基本的な知識を身につけ、悪質な業者に騙されないためのチェックポイントさえ押さえておけば、探偵事務所はあなたの心強い味方になってくれるはずです。そこでこちらの記事では、探偵事務所の選び方や料金相場、悪徳業者の見分け方、よくあるトラブル、調査依頼の流れなど、探偵事務所に関するもっとも基本的な情報をご紹介します。

探偵ってどうやって選んだらいいの?

探偵事務所は決して身近な存在ではないため、探偵事務所を選ぶ基準が分からずに困っている人も多いようです。そこで、まずは探偵に関する基本的な知識や、探偵社を選ぶうえで気を付けたいポイントについてご紹介します。

探偵事務所によってどう違うの?

探偵事務所は日本全国に無数に存在しますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。料金体系や調査内容、調査方法、会社の規模などについて確認してみましょう。

探偵会社比較ランキング

探偵事務所の基本的な知識を知るために、まずは探偵事務所の一般的な料金体系や相場、オプション、支払い方法など様々な項目で比較してみました。

1位

年間15,000件の
問い合わせ件数

20,000円?

全国

24時間365日
受付可

なし

無料

2位

解決実績34,713件
(2017年1月現在)

6,000円/時間?

全国

24時間365日
受付可

なし

無料

3位

年間30,000件の
問い合わせ件数

120,000円?

全国

24時間365日
受付可

なし

無料

4位

年間調査実施件数
11,000件

2,500円/時間?

全国

10:00?20:00

なし

無料

5位

創業以来80,000件
の問い合わせ

78,000円?

全国

24時間365日
受付可

なし

無料

料金が気になる、、、、もちろんそうですよね!

数ある探偵事務所の中からそれぞれの実績はわかったけど、やっぱり料金は気になる、、、、
そんなあなたに探偵事務所の料金体系や、そもそもどんな項目でそれぞれどのくらい料金がかかるの?
という疑問にお答えするために、探偵の料金についてもまとめてみました!

料金について気になる方は是非こちらのページもご一読ください。

得意な調査内容

探偵事務所によって得意とする調査内容が異なります。調査内容には浮気調査、人探し、防犯、素行調査、結婚調査、ストーカー、近隣トラブルなどがあり、また法人向けの調査を得意とする探偵社もあります。自分の依頼したい調査内容を踏まえ、探偵社を選ぶようにしましょう。

調査方法

探偵社の調査方法も、尾行、張り込み、聞き込み、証拠調査など多岐に渡ります。大手探偵事務所の場合、調査員の数も多く、さまざまな調査方法に対応してくれるので、調査方法にこだわりのある方は大手事務所を探してみるのも良いかもしれません。

地域特化型・全国型大手

探偵事務所に依頼する際には、エリアを考える必要もあります。調査エリアが遠すぎると余計な出張費が発生したり、不慣れな土地のために調査がうまく行かないこともあります。基本的には調査エリアに拠点を構える事務所にお願いするのが無難でしょう。大手探偵事務所は基本的に全国対応しているため、調査エリアに希望の探偵社がない場合は、大手に依頼することをおすすめします。

実際どうやって調査するの?

探偵事務所は実際にどのような方法で調査を行っているのでしょうか。細かい点については企業秘密となっていますが、代表的な調査方法として次のようなものが挙げられます。

尾行

探偵事務所のもっとも王道の調査方法が尾行です。調査の対象者を追跡し、言動を監視・撮影します。基本的には徒歩で行いますが、場合によっては車両を用いて行う場合もあります。また、対象者を見失ったり顔バレしないように、尾行は単独ではなく2人以上のチームで行うのが一般的です。

張り込み

調査対象は常に動き回っているわけではなく、どこかの施設に入り、その場に長時間居座ってしまうこともあります。その場合は調査員が張り込みをし、調査対象がふたたび行動するのを待ちます。

聞き込み

調査内容によっては、調査員が近所の方や関係者に聞き込みをすることがあります。探偵と名乗ると警戒されてしまうため、正体を明かさずに聞き込みをすることが多いようです。また、聞き込みをした相手には厳重に他言を禁止し、近所関係や関係者間に影響のないように注意してくれます。

探偵社を選ぶときのチェックポイント

探偵業界には優良な会社もあれば、あまり評判の良くない会社や悪徳業者もたくさん紛れ込んでいます。そこで探偵探しに失敗しないために、探偵社を調べる時は必ず次のチェックポイントを確認するようにしましょう。

探偵業の届け出がされているか

平成19年6月1日に「探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)」が改正されました。それ以前は誰でも探偵業を行うことができましたが、探偵業法の改正後は、公安委員会への届け出がなければ営業できない仕組みになったのです。
法改正の経緯は、それ以前に悪質な探偵社が乱立し、トラブルの続出したことが原因でした。
法改正後は、公安委員会から付与された「探偵業届出証明番号」を営業所の見やすい場所に提示することを義務付けられています。また、届出をした探偵社は自身の信頼性を証明するために、通常ホームページに「探偵業届出証明番号」を掲載しています。
そのため、探偵社を選ぶ際には、必ずホームページ上に「探偵業届出証明番号」の掲載されている会社を選ぶようにしましょう。

見積金額が異常なほど安くないか

見積金額が不自然に安すぎる場合は注意が必要です。探偵社の料金トラブルとして最も多いのが、予想していなかった「追加料金」を請求されてしまうケースです。見積金額を提示されたときは、必ず追加料金の有無について確認しておくようにしましょう。
大手探偵事務所は基本的に追加料金がなく、見積り以上の料金は発生しません。料金が不明瞭な場合は、その探偵社を避けるようにしましょう。

明確な見積もりを出してくれるか

優良な探偵社は、見積もりの明細が細分化され、非常に明確になっています。なぜそのような費用が発生するのか、クライアントの質問に対してすべて分かりやすく答えてくれるはずです。逆に、もし見積もりの内容が不明瞭であったり、質問をしても回答が曖昧であるようなら、その探偵社はやめておいた方が無難です。

面談が有料ではないか

ほとんどの大手探偵事務所は最初の面談が無料であり、現在はその流れが一般的になっています。初回面談が有料の探偵事務所はかなりのレアケースであり、他社の料金体系を考慮すると、やや不親切であるように感じられます。

見積もり金額以外の追加請求の有無

前述のように、探偵事務所によっては見積り以外の料金を請求してくる場合があります。追加請求の可能性がある場合、通常は見積もりの時点でその旨を説明しますが、悪質な探偵社の場合は明確な説明もなく、調査完了後に突然見積り以上の金額を請求してくることがあります。
そのため、見積もりを提示された際には、そもそも追加請求の可能性があるのか、事前に確認しておくようにしましょう。

調査歴5年以上の調査員がいるか

ベテラン調査員の有無も、大切な要素です。調査の成否は、すべて調査員の力量に掛かっています。とくに設立したばかりの探偵事務所の場合、新人調査員が大半を占めている可能性もあるため、担当してくれる調査員の経歴をしっかり確認しておくようにしましょう。

調査結果報告書のサンプルを見せてもらえるか

探偵事務所のトラブルの一つとして、「成功」の定義が曖昧であることが挙げられます。特に成功報酬型の料金体系の場合、クライアントにとって有益な証拠・情報でないにもかかわらず、探偵社の裁量により「成功した」と判断されてしまうこともあります。
そのため、依頼をする前には調査報告書のサンプルを見せてもらうようにしましょう。もしサンプルが低品質であったり、そもそもサンプルを見せてもらえない場合には、その探偵社は遠慮したほうが無難でしょう。

アフターフォローの有無

探偵事務所やクライアントにとって、調査結果だけがすべてではありません。たとえば、万が一不倫の証拠が見つかった場合、離婚に発展する場合もあります。そのようなケースに備え、弁護士等の専門家と提携している探偵事務所は少なくありません。また、クライアントが精神的に追い詰められていることを想定し、専属のカウンセラーが在籍している会社もあります。
そのような探偵社は比較的信頼性も高いため、アフターフォローの有無についても確認しておくようにしましょう。

違法な調査をしていないか

探偵社の中には、調査のためなら違法行為も辞さないところがあるようです。違法行為は当然行政処分の対象となり、悪質な探偵事務所として処罰されます。そのような探偵事務所に依頼をしないためにも、事前にネット等で口コミを確認しておくようにしましょう。

加盟団体の有無

一般社団法人「日本調査業協会」は、日本で唯一内閣総理大臣の認可した探偵業・調査業者の全国組織であり、当協会には全国の優良な探偵事務所が所属しています。探偵事務所の所属する組織としてはもっとも格式高く、信頼性の厚い「ブランド」ともいえる存在です。そのため、できる限り「日本調査業協会」に所属する探偵事務所を選ぶようにしましょう。

有名会社

探偵業界には評判の良い大手企業もたくさん存在します。そこで、国内の優良探偵事務所のなかでも特に評価の高い有名探偵社をご紹介します。

MR

MRは業界最大手の探偵社であり、業界で初めて認定カウンセラーを導入した探偵事務所でもあります。その実績は年間15,000件以上におよび、5年連続実績No.1を記録しています。メディアにも多数出演し、現在もっとも有名で信頼性の高い探偵事務所のひとついえるでしょう。

原一探偵事務所

原一探偵事務所は創業44年を超える老舗探偵事務所のひとつです。「弁護士が選ぶ 料金トラブルが少ない探偵事務所」「マスコミ関係者が選ぶ 結果を出せる実績ある探偵事務所」「調査してほしい日に調査してくれた探偵事務所」の3部門で1位を獲得し、特に信頼性の高い探偵事務所といえます。

HAL探偵社

HAL探偵社は成功率99.8%、満足度98.36%を誇る圧倒的な調査力が特徴的な探偵事務所です。また、1時間単位で料金体系が設定されており、また1時間当たり6,000円と、業界最安値をマークしています。さらにHALでは業界でも珍しい「後払い制」を採用しており、調査力・安全性を加味して、もっともコストパフォーマンスの高い探偵事務所といえます。

探偵事務所と興信所はどう違うの?

インターネットで探偵について調べていると、「探偵事務所」と「興信所」いう表記を目にすることがあると思います。探偵事務所と興信所は何が違うのでしょうか。
結論からいうと、現在の探偵事務所と興信所にはほとんど違いはありません。それぞれの名前は、会社の歴史的な背景に由来するものと思われます。

それではもともと、探偵事務所と興信所にはどのような違いがあったのでしょうか。簡単にいうと、探偵事務所は個人向けの調査を専門に扱う機関であり、一方で興信所は企業間の信用調査を専門に扱う機関でした。

つまり、それぞれの会社が「設立時」に専門にしていた分野によって、「探偵事務所」と「興信所」という名前の違いが発生したのです。近年では名前による違いは薄れ、得意・不得意の違いはあるものの、ほとんどの探偵業者が個人・法人にかかわらず業務を行っています。現在の会社の名前は、その当時のものをそのまま引き継いでいると考えられるでしょう。また、とりわけ新しい会社であればあるほど、「分かりやすい」探偵事務所や探偵社という名前を付けていると思われます。

悪質な探偵社の見分け方

近年、探偵業法の改正により探偵業界はかなり健全化されたものの、残念ながら依然として数多くの悪徳業者が紛れ込んでいるようです。そこで、悪徳業者を見分けるためのチェックポイントをご紹介します。

ホームページを要チェック

ほとんどの方はインターネットで探偵事務所を探すことになると思いますが、探偵社のホームページを見るだけでも、悪徳業者をある程度見分けることはできます。まずはホームページ上で確認すべきポイントをまとめておきましょう。

探偵業の届け出が提出されているか

平成19年6月1日に「探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)」が改正され、それ以降は探偵業を営む者は、公安委員会への届け出が必須となりました。届出をすると「探偵業届出証明番号」を付与され、それを事務所の見やすいところに提示することを義務付けられています。
「探偵業届出証明番号」はいわば信用性の証明のようなものであり、番号を取得している探偵社は、通常ホームページ上にもそれを掲載しています。
逆にホームページ上に「探偵業届出証明番号」を掲載していない会社は、届出を行っていない違法業者である可能性もあります。そのため、必ずホームページ上に「探偵業届出証明番号」の掲載があるかどうか確認するようにしましょう。

会社の所在地と代表者の記載がない

ホームページ上には通常、会社の所在地と代表者名が記載されています(会社概要のページやアクセスページを確認してみてください)。しかし悪質な業者の場合、これらの記載のない場合があるようです。もちろん、記載があれば必ず信頼できる会社という訳ではありませんが、最低限所在地と代表者名のない探偵社は選ばないようにしましょう。

料金体系が明確ではない

探偵の調査料金は、調査内容・調査員の数・期間・エリアなどさまざまな条件によって変動するため、完璧な料金表を掲載することは困難です。しかし、信頼性の高い安全な探偵社の場合、時間・日数当たりの料金やパック料金、調査料金の事例などを記載しています。また、特に追加料金について説明をしているはずです(追加料金の有無・どのような場合に発生するか等)。そのため、ホームページ上の料金体系が不明確、または一切記載がない場合は注意しましょう。

悪評の口コミが多い

口コミは利用者の客観的な「生の声」を聞くことができるため、特に悪質な業者を見つける上では便利な存在といえます。気になる探偵社を見つけた場合には、必ず口コミを確認するようにしましょう。もちろん、悪評の多い探偵社は避けるようにしてください。

ホームページでわからないことは面談前に電話問い合わせ

ホームページは基本的に集客ツールであるため、本当に細かい情報をすべて掲載しているわけではありません。そのため、ホームページを見ても分からないこと、質問したいことがあれば、必ず電話で問い合わせをするようにしましょう。電話による問い合わせであれば、こちらの名前や電話番号等を伝えずに済むため、実はメールよりも気軽に連絡ができます。あとでトラブルにならないよう、気になることはどんなに細かいことであっても事前に確認するようにしておきましょう。

探偵依頼の注意点

探偵社に依頼する前、または調査依頼をした後は、必ず次の点に注意するようにしましょう。

別れさせ工作

「別れさせ工作」とは、何らかの理由によって別れてくれないパートナーに対し、異性の工作員を接触させ、自然な形で別れさせるというものです。パートナーと工作員が恋愛関係になることで、パートナーの気持ちが依頼者から離れることを期待する方法であり、実際に「別れさせ工作」を行っている探偵社もあります。

しかし「別れさせ工作」は非常にトラブルの多いことでも知られており、傷害事件に発展するケースも少なくありません。また、人の感情を意図的に操作しようとする点で、倫理的にも抵抗のある手段といえます。

現在全国の探偵協会が徹底して別れさせ工作を排除していることから、基本的に別れさせ工作をしている探偵社を選ばない方が無難といえるでしょう。

悪質業者

探偵業界には悪質業者がはびこっており、それが探偵業法改正のきっかけになったことも事実です。悪質な業者は高額の着手金を受け取ったにもかかわらず、まともな調査をしなかったり、調査後に高額の追加料金を請求したりするため、各地でトラブルが多発していました。

現在は法改正され、だいぶ状況は改善されたものの、悪質業者が根絶されたわけではありません。悪質業者に騙されないようにするためにも、探偵業にまつわる基礎知識をしっかりと身につけ、口コミなどの客観的な情報を確認しておくようにしましょう。

自分は下手に動かない

探偵社に依頼したにもかかわらず、自分でも積極的に調査に協力しようとするクライアントもいます。しかし素人が下手に探偵の真似事をすると、かえって行動を疑っていることがバレてしまい、対象者が警戒心を高めてしまいます。依頼をした以上はしっかりと調査員に任せ、状況が気になる場合には逐一途中経過を報告してもらうようにお願いしましょう。

よくあるトラブルまとめ

探偵業法改正後も、探偵事務所におけるトラブルが多発しているようです。そこで同じ失敗をしないために、もっとも代表的なトラブルをご紹介します。

想定外の高額請求

探偵社のトラブルとして最も多いのが料金問題です。特に、見積もりの時点では説明されていなかった「追加料金」に関するトラブルが圧倒的多数を占めています。

近年では大手事務所を先導に、追加料金自体を廃止している事務所が増えていますが、中小企業ではそれを実現するのが難しい状態です。そのため、見積もりの時点で追加料金の有無や追加料金が発生する場合の費用について、事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。

トラブルを極力避けたい場合は、そもそも追加費用の発生しない事務所を選んでおくのが無難でしょう。

「成功」の定義の違い

「成功」の定義に関するトラブルも続出しています。たとえば浮気の証拠を撮影してもらいたいと考えた場合、クライアントとしてはもちろん「証拠能力の有無」を重視します。そのため、万が一証拠能力のない写真を入手してもらったとしても、それは「失敗」として認識するはずです。ところが探偵社サイドは、写真には写っていなかったものの、浮気をしていたことは事実なので、「調査は成功した」と主張するかもしれません。当然調査は成功したので、成功報酬は発生し、これが料金トラブルに発展してしまうのです。

このような成功の定義はとくに成功報酬型の探偵社で起こり得るため、何をもって「成功」とするのか、事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。

ゆすり・脅迫

探偵業法の改正のより悪徳業者は減りましたが、以前は浮気や不倫の証拠をもとに、ゆすり・脅迫をする探偵がたくさんいたようです。現在でももちろんそのような悪質業者が根絶されたわけではないため、悪質業者に騙されないよう、厳重に注意するようにしましょう。

探偵に依頼するときの流れ

探偵事務所の調査は実際にどのような段取りで行われるのでしょうか。調査依頼の大まかな流れや、面談時に確認しておきたいチェックポイントをまとめてみました。

大まかな流れ

まずは探偵事務所の検索から調査委依頼、契約、結果報告に至るまでの大まかな流れをご紹介します。

1. 探偵事務所探し

まずは探偵事務所を探してみましょう。探偵事務所の検索にはインターネットが便利です。必ず3社以上の探偵社を調べ、それぞれの料金体系や調査内容、対応エリア、特徴、信頼性についてしっかり確認しましょう。もちろん、口コミを確認しておくことも大切です。

2. メール or 電話で相談

ホームページにはすべての情報が掲載されているわけではありません。気になることがあったら、メールや電話で質問するようにしましょう。メールはもちろん、大手探偵社であれば電話もフリーダイアルです。また、メールや電話をすることで、相手の対応を確認することもできます。

3. 対面面談・カウンセリング

ホームページ、メール・電話で必要最低限の情報を得たら、いよいよ探偵社に相談しましょう。探偵社に足を運び、調査員とともに具体的な調査内容について話し合います。質問があれば遠慮せずに何でもするようにしましょう。

また、大手探偵社の場合は専属のカウンセラーがつきます。特に不倫調査の場合等、精神的に不安定な時であっても、カウンセラーが優しくあなたをフォローしてくれるはずです。

なお、多くの探偵事務所では初回相談を無料で行っています。

4. 調査費用お見積り

相談後、探偵社から調査費用の見積もりを提示されます。その際、見積もりの内容が明瞭であるかどうか確認しましょう。明細が不明瞭である場合には、その時点で断った方が良いと判断できます。

もっとも大切なことは、追加費用の有無です。追加費用の発生がありうるのか、ある場合には、どのような状況でどれだけの費用が発生するのか、しっかりと確認するようにしてください。

そしてもう一つ大切なことは、「成功の定義」です。どのような調査をし、何をもって成功とするのか、確認する必要があります。たとえば不倫の証拠であれば、「証拠能力のある写真や動画」など、例外のない明確な成功条件を提示し、それを保証してもらう必要があります。この条件を飲めないのであれば、他の探偵社に依頼した方が良いでしょう。

5. 契約

見積金額や調査内容等に問題がなければ、契約となります。着手金のある探偵社の場合は、この時点で料金が発生するので注意しましょう。

なお、探偵社は基本的に面談初日に見積もりを出し、契約までこぎつけようとします。向こうも商売であるため仕方ありませんが、とりわけ複数の探偵社と比較したい場合は、一度持ち帰って検討したいものです。

万が一相手がしつこく営業してきたとしても、そこは勇気を振り絞って退席するようにしましょう。

6. 調査打ち合わせ

契約が決まったら、具体的な調査の打ち合わせを行います。調査日程、調査時間、調査エリア、車両・調査員の数や配置、調査対象者に関する情報等について話し合います。こちらから提供できる情報が多ければ多いほど、調査はスムーズに行われます。

7. 調査開始

調査の打ち合わせ後、予定した調査日に調査が行われます。なお、調査日程が決まるとあなた自身が身構えてしまい、対象者に対して不自然な行動を起こしてしまうことがあります。これにより対象者が警戒心を高めてしまうこともあるため、可能な限り普段通りのふるまいをするように注意しましょう。

8. 途中経過報告

本調査が始まると、調査に関する途中経過が報告されるようになります。なかにはリアルタイムで随時報告してくれる場合もありますが、報告の頻度やタイミングは探偵社によって異なるため、事前に確認しておくことをオススメします。

9. 調査終了・結果報告(報告書)

調査が完了すると、調査結果報告書とともに完了した旨が報告されます。調査が成功した場合には、証拠品も併せて提供されます。もちろん調査報告書は裁判等で使用することが可能です。

10. 最終金額支払い(成功報酬や追加料金)

調査が完了すると、最終的な料金が確定し、支払いが発生します。調査後の料金には、成功報酬と追加料金が含まれます。

11. 調査後の相談

大手探偵社の場合、調査後のアフターフォローも充実しています。たとえば不倫調査を依頼し、証拠品を入手したからといって、悩みが解決されるわけではありません。

そのため、専属のカウンセラーがクライアントの精神的ケアに当たりつつ、今後の方針について相談することができます。たとえば夫婦関係の修復を希望する場合は、その具体的方法について話し合うことができ、離婚を検討する場合には、提携している弁護士に無料で法律相談することもできます。

対面相談のときに確認しておきたい12のポイント

探偵事務所の中には悪質な業者も混じっていますが、担当者の表面的な対応だけでは簡単に見分けることができません。そこで、面談時に確認しておきたい12のチェック項目をご紹介します。

1. 担当者の名前、連絡先(名刺をもらう)

いつでも担当者と連絡が取れるように、調査員または窓口となる担当者の名刺をもらっておくようにしましょう。

2. 調査料金の総額と内訳

見積もりを提示されたら、内訳を確認するようにしましょう。優良な探偵社であれば、そもそも細かく内訳を記載してあり、質問しても明確に返答してくれるはずです。

3. 調査が失敗したときの対応(返金の有無)

調査が失敗した時の対応について確認しておきましょう。調査を失敗した場合、まったく返金がない、一部返金、全額返金など探偵社によって対応は異なります。

そのため、そもそも返金制度はあるのか、ある場合はどのような条件でいくら返金されるのか、といった点について確認しておきましょう。

4. 調査にかかる期間

調査にかかる期間は、クライアントの都合だけでなく、直接調査料にも関係します。そのため、調査にかかる期間を確認しておくようにしましょう。

5. 調査のキャンセル、中断時の対応(返金の有無)

調査を途中でキャンセルする場合の対応も探偵社によって異なります。特に返金の有無については事前に確認するようにしましょう。

6. 追加料金発生の有無と発生する条件

追加料金は探偵社において最も多いトラブルになります。見積もりを提示された時点で、そもそも追加料金は発生するのか、発生する場合はどのような条件でいくら発生するのか、という点につき、できる限り細かく確認しておきましょう。

7. 調査の方法

調査方法についても確認が必要です。プロの調査ゆえに細かいことは分からないかもしれませんが、優良な探偵社であれば、なぜそのような調査が必要なのか、という点について詳しく説明してくれます。逆に悪質な業者であれば、まともな調査をする気がないため、調査方法についてかなり曖昧な返答しかできないはずです。

8. 途中経過や最終結果の報告のタイミングと方法

経過報告や最終結果報告の頻度・タイミング・方法についても探偵社によって異なります。特に経過報告はクライアントのもっとも気になる部分であるため、なるべく頻繁にしてほしいものです。優良な探偵社の場合はリアルタイム報告をしてくれるところもあります。

そのため、報告の頻度やタイミングについても事前に確認しておくようにしましょう。

9. 調査成功の定義

「成功」の定義は、探偵社に依頼する上で極めて重要な確認事項になります。たとえば不倫調査において、本人の顔が分かっていなかったり、確実に不貞行為のあった証拠とはいえない写真や動画を証拠品として提供され、調査成功と結果報告をされても、クライアントからすれば納得ができません。このような成否の条件は探偵社の裁量により判断されてしまうため、必ず「何をもって成功とするのか」事前に確認し、契約書に明記してもらうようにしましょう。

10. 調査成功の確率

調査の成功確率も、確認できるようであればしておきましょう。特に実績の豊富な大手事務所であれば、これまでの調査依頼をすべてデータ化しており、すぐに成功率を計算することができるはずです。極端に成功率が低かったり、成功率についてまったく把握していないようであれば、その事務所はあまり信頼できないかもしれません。

11. 調査報告書の内容(サンプル)

成功の定義に関係しますが、調査報告書の内容も大切です。いい加減な調査をする探偵社は、報告書もやはりいい加減です。逆に優良な探偵社は、報告書が裁判等でも有効に利用できるように、事細かに調査の結果を記載してくれます。そのため、契約前に報告書のサンプルを確認しておくようにしましょう。

12. 調査終了後の対応

大手探偵社の場合、カウンセラーや弁護士等が無料でアフターフォローを行ってくれます。調査はあくまで今後の選択をするためのきっかけに過ぎないため、可能な限りアフターフォローの充実している探偵社を選ぶようにしましょう。

面談~契約までの注意点

探偵業法が改正された現在も、残念ながら悪質な探偵社は多数存在します。そのため、悪質な業者に騙されないために、次の3つの約束事を必ず守るようにしてください。

  1. 確認しておきたい12のポイントで明確な回答をもらえなかったら契約せずにその場は帰りましょう。
  2. 契約を急かすような態度だった場合、その場での契約はやめましょう。
  3. 金銭面でのトラブルが最も多いので、見積金額と、成功報酬なら成功の定義を明確にすることは徹底しましょう。

まとめ

以上のように、初めての方のための探偵依頼マニュアルをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

探偵に対し「怪しい」「恐い」といった感情を抱く人も少なくないでしょう。しかし探偵は確かに、今も昔も多くの人々を救済しています。

こちらの記事で紹介したような正しい知識さえ身につけておけば、探偵は危険な存在ではなく、きっとあなたの心強い味方になってくれるはずです。

浮気・不倫や素行、ストーカー、法人調査等を考えている方は、ぜひ探偵を頼ってみてはいかがでしょうか?

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