家出2021/06/13
ホームドラマを見ていると、家に帰ったら妻がいなくなっていた、ダイニングテーブルの上に書き置きがあった、なんてシーンが出てくることもありますよね。一般の人にとって、このような状況にめぐり合うことは稀かもしれませんが、しかし実際には、奥さんが家出をした経験のあるご家庭は、決して少なくないようです。
もちろん、それがちょっとしたケンカの果てのごく一時的な家出であって、すぐに何事もなかったかのように日常を取り戻す場合もあります。しかし、家出は夫が考えているような「一時の感情」という簡単なものでないことも多いのです。妻の側は修復が不可能と思えるほどの深い溝を抱えているために、家出が長期化したり、場合によってはそのまま離婚に発展する可能性もあります。
また家出の理由も多岐に渡るため、そもそも奥さんの居場所を探し当てたり、説得することも一筋縄にはいきません。
そこでこちらの記事では、妻が家出をする理由や探し方、妻に帰宅してもらうため夫がすべきことについてまとめてみたいと思います。
目次
奥さんが家出をする理由には、さまざまなものがあります。奥さんの心理を理解し、居場所を探したり帰宅を促したりするためには、何よりも家出をした理由を正確につかんでおく必要があります。そこでまずは、奥さんが家出をする主な理由をいくつか挙げてみたいと思います。
家出の理由そのものというより、きっかけとなるのはやはり夫婦喧嘩でしょう。ケンカをした翌日に家に帰ってみたら、妻の姿がなかった、書き置きがあったなどというケースはやはり多いようです。
夫婦がケンカをすること自体は珍しいことではありませんし、一時的に感情的になってしまうこともあります。もし家出が、単なる一時的な感情の結果であって、その後すぐに帰宅するようなものであれば、あまり深刻になる必要はないかもしれません。
しかし、問題はそうでない場合、つまりケンカはあくまで表面化したものであり、実際には奥さんが長年にわたり不満を抱えていて、それが偶然にそのタイミングで爆発してしまった、という場合もあります。
このようなケンカの場合、つい夫の側は「一時的なもの」「ちょっとしたケンカ」程度に考えてしまうかもしれませんが、妻の側は「もう耐え切れない」「修復不可能」と考えるほどに、大きな傷を抱えていることもあります。その結果家出をした場合には、すぐに帰ってくるといった淡い希望は持たずに、すぐに探す努力をすべきでしょう。
夫に対する不満として特に多いのが、家事や育児に対する価値観の違いです。現在は夫が家庭に協力的であるべきという風潮が高まり、とりわけ若い世代では、家事や育児に協力する男性が増加しているようです。しかし、中高年の世代や一部の若い世代では、いまだに家事・育児は女性の仕事と考えている人、または平等と考えてはいるものの、実際にまったく行動に移せていない男性が多いのも事実です。
近年は女性の社会進出も進んでいるため、そもそも女性が家にいないことが大半です。そのような状況下で、つまり夫婦共働きであるにもかかわらず、夫が家事や育児に非協力的となれば、不満が溜まって当然です。もちろん、たとえ専業主婦だとしても、少なくとも週末は平等に扱われるべきでしょうし、たまに家事に気を向けたと思ったら、ココが汚い、料理がマズイと文句を言う、育児に興味を示さないくせに、子どもが問題を起こしたら妻のせいにする、などといった昭和的な夫像を前面に出されれば、ストレスは蓄積されていきます。
いくら忍耐強い女性であったとしても、長年の鬱憤がたまりにたまり、何らかのきっかけで爆発してしまうこともあるでしょう。その結果の家出となれば、夫が深く反省するまで、帰宅は困難と考えるべきです。
家事や育児の問題以外にも、赤の他人が一緒に暮らしている以上、不満は発生するものです。節々に渡る価値観の違い、趣味の違いからはじまり、性生活に対する不満もあるかもしれません。
なかには、寂しさと表現すべきものもあるかもしれません。結婚する前、または結婚当初は自分のことをたくさん気にしてくれていたのに、時が経つにつれ、愛情表現が少なくなった、容姿をほめてくれることもなくなった、求めてくれることもなくなった、言い方を変えれば、女性としてみてもらえなくなった、という状況において、さびしさから不満を募らせることもあります。もちろんそれは、男性も同じかもしれません。
価値観のずれを解消するためには、互いにコミュニケーションをとり続けるしかありません。仕事で忙しいから、面倒くさいからなどと先送りにしていると、取り返しのつかないことになるかもしれません。
妻の側がすでに離婚を考えており、そのための準備として別居をする可能性もあります。このような場合、妻としては(夫が気づかぬうちに)すでに関係の修復は不可能と判断し、離婚を前提として生活を計画しているため、もはや「手遅れ」の状態に陥っているかもしれません。夫としては、こうなる前に手を打っておきたいところです。
夫からDVを受けているために、家出をするケースがあります。DVは犯罪行為になるため、基本的に妻に近づくことはできませんし、そうすべきでもありません。妻のことや離婚のことを考える以前に、まずはDVをしている自分の問題を自覚すべきでしょう。
また、見えない暴力といわれるモラハラも同様です。手を挙げているわけではないから、という甘い考えからモラハラをはたらく男性は大勢いますが、モラハラが認識されている現代社会では、DVと同様の扱いを受けることを自覚しましょう。
夫が浮気をしているために、家出をした可能性もあります。この場合、夫に浮気を止めてほしいという意思表示の場合もあれば、すでに夫婦関係は破綻していると捉え、前述のように離婚を前提としている可能性もあります。離婚を前提としている場合、浮気の事実が証明されれば妻側から離婚を申し立て、慰謝料を請求することもできます。
前述とは逆に、妻の側が浮気をしていて、駆け落ち同然に家出をしてしまうこともあるようです。
姑との関係や親の介護に耐え切れず、家出をしてしまうという可能性もあります。妻にとって、夫の家族は赤の他人であり、一緒に暮らすだけでもストレスになるものです。そのうえ、確執や介護問題があれば、家出をしたくなるのも無理はありません。特に夫の支援を得られない場合には、孤立無援状態となり、一層の孤独を感じている可能性もあります。
一般的なケースではありませんが、夫が借金を抱え、借金の取り締まりに耐え切れなくなり、家を出てしまう、特に子どもがいる場合には子どもと一緒に家出をしてしまう、ということもあるようです。
では、実際に妻が家出をしてしまった場合、どのようにして妻を探せば良いのでしょうか?家出人を探す代表的な方法をまとめてみました。
まずは妻の携帯電話に連絡をしてみましょう。恐らく連絡が通じない場合が大半でしょうが、連絡が通じた場合のために、以下の注意事項を覚えておいてください。
何より大切なことは、妻を責めないことです。妻は基本的に、夫に問題があるために家出をしているのです。その問題の根源である夫に責められる筋合いはありません。そのため、絶対に感情的にならず思い当たる節がある場合には深く反省すること、分からない場合でも、話し合ってちゃんと反省したいという旨を伝えるようにしましょう。どうしても妻が今すぐ帰りたくないという場合には、落ち着いたら連絡がほしい、待ってるから、と優しく伝えてあげてください。
これは電話に限った話ではありません。電話が通じない場合に、LINE等で連絡を取るかもしれませんが、その場合も同様の注意が必要です。特に文字の場合は温度感が伝わらず、いらぬ誤解を招いてしまうことがあるため、余計に注意しましょう。
家出のタイプや居場所の手掛かりを見つけるために、妻の持ち物を探しましょう。
真っ先に注意したいのが、
① 失踪宣告書(いわゆる書き置き)
② 衣服・生活用品(化粧道具など)
です。
というのも、そもそも妻がいないという状況だけでは、家出なのか事件に巻き込まれているのか判断することができません。もし書き置きがあれば、少なくとも家出であることは分かります。また妻の衣服が減っている、化粧品がない、仕事用品がない、などという場合も、家出を目的としていると判断できます。
万が一どちらも当てはまらない場合は、早急に友人や職場に連絡し、それでも行方が分からないときには、1秒でも早く警察に届け出るようにしましょう。
逆に明らかに家出と分かる場合には、妻の手帳、共有のPCの履歴、ゴミ箱の中の資料等から居場所の手掛かりが見つかるかもしれません。
妻の行きそうな場所に連絡を取ってみましょう。もっとも多いのが仲の良い友人のところ、ついで実家です。実家は妻にとって最も安全な場所ではありますが、逆に家族への気遣いから避けることも少なくありません。むしろ、実感に家出をしている場合には、かなり本気であることが分かります。
妻がSNSを頻繁にしているのであれば、SNSから居場所のヒントを得られる可能性もあります。
妻が家出をしている場合、つまり書き置きや衣類の持ち出し等があり、事件性はないと判断された場合には、警察に届けを出しても、積極的な捜査はしてくれません。そのため、妻の家出先を探してくれるのは、実質探偵だけになります。どうしても妻の居場所が分からず埒が明かない場合には、探偵に依頼をするようにしましょう。
では最後に、家出した妻に帰宅してもらうために、または再び家出をさせないために、夫がすべきことをまとめてみたいと思います。
まずは何よりも、自分自身で妻が家出をした理由を考えてみましょう。このとき、理性的な側面で見るのではなく、妻の感情を中心に自分の問題を探してください。自分には問題がない、妻が過剰に反応しているんだ、などという幻想を抱くことも危険です。
どうしても分からない場合は、プライドを捨て、妻の友人または女性の知り合いなどに相談してみることも大切です。
妻の居場所が分かった場合は、ひとまず迎えに行きましょう。このときに、無理やり連れ戻す、迎えに来てやった、という態度は出さずに、様子を見に来た、反省しているといった姿を前面に押し出してください。また、絶対に感情的になってはいけません。
妻と話し合いの機会を設けることができたら、とにかく反省している旨を伝えましょう。もし妻が家出の理由を話してくれたら、一切言い訳をせずに、すべての面で妻の意見を真摯に受け止め、反省する、具体的にこういう点を直す、といった点を話してください。万が一相手に問題があるように思ったとしても、相手を責めるのではなく、自分はこう考えていた、でもそれは誤解で、かえって不快な思いをさせてしまった、と相手の立場に立って話すようにしましょう。
もし妻が帰宅してくれたら、反省をした通りに、同じ過ちを繰り返さないようにしましょう。同じことを繰り返せば、今度こそ離婚されると自覚してください。また、妻に不満を抱えさせないために、頻繁にコミュニケーションを取り、不満が無いか聞いておくことも大切です。
女性は話を聞いてもらうことが何よりも好きです。そのため、妻と話をするときには、言いたいことを言うのではなく、聞き役に徹するようにしましょう。
感謝は思っているだけでは伝わりません。できれば毎日、「ありがとう」という言葉をかけるようにしてください。言葉だけでなく、実際に家事を交代する等、妻をねぎらうことも大切です。
たとえば休日に、今日は家事や子どもの面倒は任せて、遊びに行ってきてもいいよ、などと提案してみましょう。息抜きをすることで、日頃のストレスを発散することができます。
奥さんが家出をしてしまう理由や探し方、対策法は分かりましたか?もし、どうしても奥さんの居場所が分からない場合には、前述のように探偵に依頼することも大切です。家出から期間が短ければ短いほど、発見しやすくなるため、困ったときはためらわずに探偵に相談するようにしてください。
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