夫婦問題2021/05/28
探偵の調査依頼の中でもっとも多いのが、「浮気・不倫調査」です。でも、もし仮に浮気の証拠が見つかったとしても、実は離婚を選ぶ夫婦が少ないってご存知でしたか?
わざわざ探偵に調査を依頼しておきながら離婚しないなんて、矛盾しているようにも思えますが・・・実際に浮気をされた側にとっても、離婚はリスクのある選択になることもあるんです。
では、離婚ではなく復縁の道を選ぶとして、果たしてうまく関係を修復することができるのでしょうか?パートナーに不倫をされて、平気な人がいるはずはありません。された側も傷ついていますし、もしかすると不倫をした側にも、何かしらの理由があるかもしれません。つまり、たとえ修復の道を選んだとしても、本当の意味で簡単に復縁できるわけではないということです。
そこでこちらの記事では、復縁をしたい場合に取るべき行動についてまとめてみたいと思います。
目次
探偵に浮気調査を依頼し、万が一浮気の証拠が見つかったとした場合、依頼者の取る道としては、
①離婚
②復縁
の大きく分けて2つの選択肢があります。
そして、意外にも復縁の道を選ぶカップルが多いというのは前述の通り。では、実際にどれくらいのカップルが離婚ではなく復縁の道を選んでいるのでしょうか?
ある大手探偵社の調査によると、なんと70~80%の夫婦が、復縁していることが分かっています!パートナーの浮気に腹を立て、離婚したいと考えている人にとっては意外過ぎるデータかもしれませんね。
もちろん、浮気に腹を立てたり、離婚をしたいと思うのが異常、というわけではありません。というより、ほとんどの浮気被害者は同様の感情を抱いているはずです。それにもかかわらず、なぜ離婚をするカップルがここまで少ないのでしょうか?
その理由についてお伝えします。
浮気の証拠が見つかっても離婚しない最大の理由は、「経済的問題」です。確かに浮気は許せませんし、浮気をしたパートナーと元の関係に戻るなんて、簡単には想像できませんよね。できることなら自分を裏切った相手とはさっぱり別れてしまいたいものです。ところが実際には、離婚に当たり大きな問題にぶち当たります。それが、お金の問題です。
特に経済面をパートナーに頼っている場合には、これがかなりシビアな問題になってきます。たとえば、夫に浮気をされた主婦を例にとってみましょう。主婦ですから、今のところ収益はほとんどありません。これが夫と離婚となれば、これまで夫が負担していた家賃や生活費のすべてを、自分で賄うことになります。もちろんパートやアルバイトでどうなる次元ではありません。そうかといって就職活動をしようにも、主婦やパートだけをしていた人が、急に正社員に慣れるほど甘くないのが今の世の中です。つまり、実際に元主婦が一人で生きていくのはかなり困難・・・。
しかも、子供がいたらどうでしょうか?子供の養育費・教育費は青天井です。仮に夫が養育費の一部を負担してくれるとしても、それで賄いきれるものではありません。そもそも子供がいたら、働く時間は制限され、逆に家事や子育てに拘束される時間が増えます。周囲に頼れる人がいればまだマシですが、必ずしもそんなに都合の良い状況があるとは限りません。せっかくの収入も保育園の費用に消えてしまい、家計が改善されないケースも珍しくありません。
というわけで、離婚を選ぶということは、イコールこれだけのリスクを背負うことになるんです・・・。逆に、夫の不倫を(表面的であっても)許してしまえば、これまで通り生活費はすべて夫に負担してもらえます。しかも不倫の証拠をつかまれているという引け目から、妻に対する態度を改めてくれるかもしれません。
このように、実は復縁の道をたどった方がメリットの多いケースがほとんど。それゆえに、約80%のひとが復縁を選んでいるわけですね。
もちろん、感情を押し殺した結果、害が及んでしまう場合には対応を考えるべきですが、少なくとも不倫の証拠を握っている限り、「いつでも離婚できる」わけですから、一度は復縁の道を検討してみるのもありかもしれませんね。
先ほどの経済面の話をすると、「慰謝料はどうなるの?」という話題が必ず出てきます。離婚にともなう慰謝料といえば、連日のようにハリウッドスターが数億円にも及ぶ慰謝料を支払っているために、ついつい高額なものをイメージしてしまいますよね。
ところが、現実は厳しいもの・・・。日本国内における一般家庭の不倫において、請求できる慰謝料は、どれほど頑張っても200万円程度といわれています(ほとんどの場合はそれ以下)。そうです、たったの200万円です。大人一人が生活をすれば、1年以内に使い切ってしまうことでしょう。
離婚をしても慰謝料があればしばらく暮らせる・・・と期待していた方もいるかもしれませんが、現実はこんなものです。もちろん慰謝料の他にも、離婚にともなう財産分与などもありますが、パートナーがよほどの資産家でもない限り、取得できる財産も微々たるものです。いずれにしても人が一生を生きていくには程遠い金額しか手に入りません。
そのため、パートナーが大金持ちでもない限り、離婚にともなう慰謝料を期待するのはやめておきましょう。
ではつづいて、本題でもある「復縁するにはどうすればいいか」という点についてまとめていきたいと思います。
まず探偵などに調査を依頼し、不倫の確実な証拠を入手した場合、離婚または復縁の2択のあることは説明しました。そして復縁の道を選んだ場合は、浮気の証拠をどのように利用するのが良いのでしょうか?
ここで重要になってくるのは、「復縁の道を選ぶうえでもっとも重要なことは、パートナーと不倫相手の関係を断ち切ること」という点です。一見すると当たり前に思えますが、そもそも不倫であることを知っていながら肉体関係を持っていることもあり、一度周囲に浮気がバレてしまっても、そのままズルズルと関係を続けてしまうカップルが少なくないのです。
そのため復縁を望む場合には、いかに証拠を上手く利用しながら、二人の関係を断ち切ることができるか、という点が重要になってきます。
もちろん、浮気の証拠を提示し、別れるように伝えるのがもっともシンプルな方法ですが、問題は「誰に見せるか」というところ。ここで選択肢としては、
という2択が考えられます。実は夫婦の関係によってどちらを選ぶべきか異なるため、それぞれのケースを詳しく確認してみましょう。
浮気をしているのが自分のパートナーである以上、パートナーを説得するのが筋のようにも思えます。しかし、必ずしもそれが最善の選択かといえば、そうではありません。まずパートナーを説得するためには、①夫婦関係において自分が主導権を握っている、もしくは②少なくとも互いに意見をぶつけ合える対等の関係であることが、大前提となります。
離婚を前提としているのであればそれでも構いませんが、復縁を望んでいる場合には、自分より上位にいる相手に対し、うまく説得のできないことが大半です。万が一離婚されたらどうしよう・・・と弱気になり、けっきょく言いくるめられてしまったり、探偵を雇ったことを非難されたり、あるいは逆上されることもあります。
説得において大切なことは、相手に対し常に強気に攻められる姿勢です。そのため、パートナーとの関係性を見て、行動に移すようにしましょう。
ではパートナーに証拠を提示するときに注意する点とは何でしょうか?
それは、証拠を小出しに見せるということです。これは交渉事でよくある方法論ですが、少しずつ相手の牙城を切り崩していくことで、相手の逃げ道を徐々に塞いでいった方が、効果的であることが分かっています。
たとえば「あなた、浮気してるでしょ?」といったところで、素直に認める人なんていません。しかし相手がとぼけたところで、まず第一陣の証拠を提示します。できればちょっとしたものが良いでしょう。
たとえば、「先週の火曜日の仕事終わり、あなた何してた?」といった具合です。相手が誤魔化したとしても、「本当は○○へ行ってたんじゃないの?」と追及していくと、相手は「いったいどこまで知っているんだろう・・・」と不安になっていきます。人は誤魔化そうとすればするほどどんどんボロが出ていくので、そのたびに証拠を出していくのです。
少なくとも、いきなり探偵の調査報告書を渡してはいけません。相手に手の内を悟らせないことで、不安をかき立てていくことが重要なのです。
そして相手がぐうの音も出なくなったところで、はじめて復縁について話し合ってみましょう。大事なことは、なるべく寛大な態度で接することです。相手はもう四方八方を敵兵で囲まれた状態です。そんなパートナーに対し、二度と不倫をしなければ、二度と不倫相手と会わなければ、今回だけは許してあげると伝えます。パートナーがそれに応じ、不倫をしないという「誓約書」にサインをすれば、ひとまず復縁の第一歩は成功です。
自分のパートナーを説得できれば手っ取り早いですが、パートナー側に主導権があって説得が難しかったり、どうにもパートナーを信用できない場合には、不倫相手を攻めるのもひとつの方法です。
探偵の調査をした場合には、不倫相手の情報をつかんでいるケースが大半です。そこで、パートナーではなく不倫相手にコンタクトを取ります。もちろん目的は、不倫を止めさせること、そして二度とパートナーに近づかないことを約束させることです。
基本的な方法論はパートナーのときと同様で、証拠を小出しにしながら、相手を追い詰めていきましょう。相手の性格にもよりますが、不倫相手はパートナーと違い、こちらに対して身を守る手段がないため(パートナーであれば離婚されるかもしれない、などの不安がありますが、不倫相手に対してはそのような心配が何もないため)、こちらの要求には応じやすいといえます。
もちろん、慰謝料を請求する、W不倫の場合は相手側のパートナーにも浮気をバラす、などと警告することも大切です。もちろん知らない人を脅すのは精神的に厳しいものがありますが、こちらも人生が掛かっているため、そこは心を鬼にして対応するようにしましょう。ちなみに警告ではなく、実際に慰謝料を請求することも可能です。
そして相手が警告に応じてくれる場合には、必ず不倫をしない旨を書面で残してもらいます。必要であれば内容証明などで通達することもできますが、交渉事が不安な場合には、あわせて弁護士に依頼することも考えましょう。探偵事務所の多くは提携している弁護士がいるため、そちらに委託するのも一つの方法です。
復縁を決めた場合は、ひとつの約束事を必ず守るようにしましょう。それは、一度パートナーを許したら、それ以降は不倫のことで責めない、ということです。
いくら過ちを犯したからといって、一生不倫のことを責め続けられてしまえば、パートナーも精神的に参ってしまいます。その結果、あなたへの愛情を完全になくしてしまうかもしれませんし、それが原因でふたたび不倫に走ってしまう可能性もあります。
一度不倫を許すと決めた以上は、少なくとも表面上は、不倫に触れないのがお約束です。パートナーと本気で復縁をしたい場合には、二度と不倫のことで責めないという覚悟を決めておきましょう。
復縁をすると決めても、パートナーとの関係を修復するためには、想像以上の体力・精神力を消費します。そもそも浮気をされていただけで十分すぎるほどダメージを受けているのに、そこからやり直さなければならないのですから、とても容易なことではありませんよね。
そんなときに頼りになるのが、カウンセラーの存在です。最近の探偵事務所には、専属のカウンセラーを配置しているところが多々あります。浮気調査を依頼する場合には、結果的にカウンセラーにサポートしてもらうことも多いため、なるべくカウンセラーの在籍している探偵事務所を選ぶようにしましょう!
なお、カウンセラー在中の探偵事務所には次のようなものがあります。ぜひチェックしてみてください!
創業45年を超える原一探偵事務所は、年間相談件数5万件以上の成功実績を持つ業界随一の老舗探偵事務所です。原一では調査の成功率を高めるため、常にチームで行動し、調査対象を隙なく監視します。他の事務所では引き受けてもらえない、または失敗した案件であっても、経験豊富な原一探偵事務所は、これまでに何度も解決に導いていきました。信頼できる老舗探偵事務所をお探しの方は、ぜひ原一探偵事務所にご相談ください。
【テレビ電話相談とは?】
原一探偵事務所は、
の3部門で第1位に選ばれた信頼性の高い探偵事務所です。特に原一探偵事務所のオススメポイントとして、「安心の料金体系」と「ベテランの腕」が挙げられます。
まず料金体系ですが、現在の探偵事務所は全国的に料金トラブルが発生しており、国民生活センターには年間7000件以上の電話相談が寄せられているようです。その点、原一探偵事務所は、「見積り以上の追加料金が一切発生しない」ことを約束しています。このような安心の料金システムが、原一探偵事務所の信頼性につながっているようです。
また、創業45年の老舗探偵事務所である原一には、経歴20年を超えるベテラン調査員を含め、大勢のスタッフがいます。そのため、小規模探偵事務所にはできない「チームプレイ」が可能となり(たとえば、尾行がバレそうになったら別の調査員に交代する等)、調査の成功率が極めて高いことでも有名です。
質と安全性の両方をお求めの方には、原一探偵事務所がオススメです。
原一探偵事務所の料金には、
が含まれます。追加費用は一切発生しません。
さくら幸子探偵事務所は、創業31年を誇り、全国に15社をかまえる大手老舗探偵事務所です。相談実績はすでに10万件を超えており、浮気調査や人探しなど、あらゆる相談に対応してくれます。さくら幸子探偵事務所は専属のカウンセラーが在籍し、調査のみならず、クライアントの精神的なサポートにも注力しています。また老舗い企業ということもあり、調査歴の長いベテラン調査員が多いところも、魅力の一つといえます。
あい探偵は創業24年を誇る中堅探偵事務所であり、浮気・不倫調査に特化した探偵社でもあります。その調査実績は80,000件を超え、圧倒的な調査能力・証拠収集能力で話題を呼んでいます。あい探偵は調査後のフォローも徹底しており、多数の弁護士と提携することで、クライアントの離婚問題も手厚くサポートしてくれます。しかも料金は業界最安値の1時間2500円。さらに完全成功報酬型なので、安心して利用することができます。
あい探偵は創業24年、約80,000件の実績を持つ中堅探偵事務所のひとつです。あい探偵は浮気・不倫調査に特化しており、不倫調査の証拠収集力は探偵社の中でも特に優れています。
あい探偵の特徴は、多数の弁護士と提携していることです。そもそも浮気・離婚調査は、調査のみで完結する問題ではありません。むしろ調査結果が出てからが本番であり、クライアントは人生の大きな岐路に立たされます。
あい探偵は弁護士やカウンセラーと強く結びつくことで、クライアントの精神的なフォローをしつつ、法的措置が必要になった場合に備え、弁護士のサポートも受けられる体制を整えています。
このような調査力・充実したアフターフォローを備えているにもかかわらず、あい探偵の料金は1時間2500円と業界最安値を記録。さらに完全後払い制を採用しているため、安心して利用することができます(通常後払い制の探偵社は料金が高くなるため、あい探偵の対応は異例中の異例といえます)。
浮気・不倫調査の依頼をしたい方、さらに精神的フォローや調査後の法的アドバイスを受けたい方は、ぜひあい探偵をご利用ください。
あい探偵の料金は、「完全成功報酬制度」かつ「料金完全後払い制度」を採用しています。調査が成功した場合のみ料金が発生し、またすべて後払いとなるため、着手金の発生はありません。また追加料金の請求もないため、事前のお見積金額以上の料金も発生しません。