夫婦問題2021/06/21
不倫は、倫理的にも法的にも、決して許されるべきことではありません。不倫によって自分のパートナーはもちろん、子どもや家族を傷つけ、家庭を崩壊させる危険性もあるからです。
しかし、イケないこととは分かっていても、過ちを犯してしまうのが人間というもの。万が一にも不倫をしてしまった人は、自分の罪をしっかりと反省し、パートナーとの関係修復に努めることが大切です。
とはいえ、もちろん、パートナーが簡単に許してくれるはずもありません。一度裏切られてしまった夫婦関係は、単に反省したからといって、すぐさま元通りになるものでもないのです。
そこでこちらの記事では、不倫をしてしまった人がパートナーとの関係を修復するためにすべきことを、妻・夫別にまとめてみたいと思います。
目次
同じように不倫をして、同じように反省をアピールしたとしても、比較的スムーズに関係を修復できる夫婦と、そうでない夫婦がいます。つまり、不倫をする・しないの前に、そもそも関係を上手く築けていない夫婦が存在するということです。
※別の言い方をすれば、万が一不倫がなかったとしても、離婚の可能性がある夫婦といえるかもしれませんね。
では、関係を上手く修復できない夫婦の特徴とはどのようなものなのでしょうか。さっそく確認してみましょう。
たとえ夫婦であっても、別々の人間である以上、互いの意思を尊重し合う態度は必要不可欠です。しかし、なかには、パートナーの意思をほとんど気にせず、とにかく自分の意志を貫こうとする人がいます。そして、最悪のケースは、両者がそのような人物である場合です。
会話の主語は、いつも「私は」「俺は」。自分の言いたいことばかりを主張して、基本的に相手の感情や考えには無関心。たとえ反省したとしても、あくまで自分が反省していることを、相手に認めさせたいだけ。相手は相手で、自分の感情を抑えることができません。
二人の口癖は、「でも」「だって」「NO!」ばかり。少しも相手を認めようとせず、俺が正しい、お前は間違っている、という思考で、頭が支配されている。
元からこんな夫婦関係であれば、互いに歩み寄ることができず、関係を修復することはほぼ不可能であるといえますよね。
もし、自分たちにそのような特徴がみられる場合は、まずは自分だけでも、「妥協」を知ることが大切です。自分の感情以上に、相手の立場を理解しようとすれば、おのずと相手の言葉に耳を傾けるはず。そこから、関係修復の第一歩が始まるはずです。
上記に少し似ていますが、夫婦生活が長くなると、どのような夫婦でも、比較的会話は少なくなりがちです。もちろん、毎日ひとつ屋根の下で暮らしていれば、話題が少なくなるのも当然でしょう。しかし、何よりも怖いのが、話題が減るということよりも、そもそもコミュニケーションを取ろうとする意志が失われてしまうことです。話したいけれど、話す内容がないのと、根本的に話したくないのでは、まるで意味が違いますからね。
コミュニケーションを取りたいと思う意欲さえあれば、ちょっとしたきっかけで、簡単に会話に発展するものです。矛盾するようですが、万が一話題がないとしても、互いの意識が互いに向いているのを感じて、寂しい思いはしないはずです。
ところが、そもそも会話の意欲さえない状態だと、話題があろうがなかろうが、そこにコミュニケーションが生まれることはありません。会話をしない人間が、常に家の中にいるというのは、誰にとってもストレスになるもの。また、人は会話を通じて感情を落ち着かせる側面もありますから、家にいるだけで、パートナーと顔を合わせるだけで、イライラが募るような関係になってしまいます。
ちなみに、そもそも不倫をする人の多くは、夫婦関係のコミュニケーションが欠乏しているといわれています。コミュニケーションが夫婦関係の命綱であることを、今一度理解する必要がありそうですね。
恋愛中は毎日が刺激的であったカップルも、結婚して何年も経てば、しだいに一緒にいることが当たり前になり、毎日の生活から(とくに家庭環境から)刺激が失われます。
朝起きてから夜寝るまで、毎日が変わり映えのない生活。おまけにせっかくの休日も、いつもと同じように過ごすばかり。そのうちに、休みの日の喜びすら感じられなくなるかもしれません。
そんな風に、何の刺激も与えてくれないパートナーに対し、人はだんだんと魅力を感じづらくなるものです。パートナーとの関係を修復したいのであれば、たとえば互いに共通に趣味をつくったり、毎週の休日に計画を立てたりして、「一緒にいることが楽しい」と思ってもらう必要があるのです。
家族である以上、さまざまな場面において、人生をかけた決断を迫られることがあります(あるいは、ちょっと買い物をするだけでも、決断を迫られたりします)。そんなときに、二人の性格が、どちらも優柔不断だったり、もしくは無責任だったりすると、ついつい責任を互いに押し付け合いがちです。
責任を押し付け合うだけでも、互いの愛情がそがれがちですが、そのうちに責任から逃避するために、そもそも相手に関わりたくないと感じるようになる危険性もあります。
夫婦は、責任を折半するのが普通です。たとえ優柔不断であっても、どちらか一方だけが損をしないように、声を掛け合ったり、責任を負い合ったりすることが大切なのです。
熱しやすく冷めやすい性格の夫婦が一緒になると、やはり深く根強い夫婦関係を築くのが困難になります。単なる恋人同士であれば、冷めたら別れるだけでいいかもしれませんが、夫婦というのはより複雑な関係で結びついているもの。あるいは、そのような複雑な関係を築き合っていくものです。
熱しやすく冷めやすい性格をしている人は、瞬間的な恋愛に満足し、夫婦として肝心な関係作りに興味を持たない傾向があります。
根本的に結婚に向かない性格といえるかもしれませんが、長い夫婦関係を築きたいのであれば、少しずつその性格を修正していく必要があるのです。
さて、夫婦関係の問題に触れたうえで、本題である、不倫をした本人が気を付けるべきことをまとめていきたいと思います。
まずは、不倫をした妻が注意したいポイントを確認してみましょう。
男性は女性よりも支配欲が強い分、自分のもの、つまりパートナーが他人に横取りされたことに、腹を立て、また傷つくものです。そして一度不倫をされてしまえば、また妻を取られてしまうかもしれない、妻も未練があるかもしれないと、いつまでたってもくよくよしてしまいます。
そのため、たとえば関係を断つために、相手に送ったメールや手紙を、いっそうのこと夫に見せて、自分がきれいさっぱり夫のものであることをアピールすることが大切です。
もちろん、それですぐさま切り替えができるわけではありませんが、夫はそのような「証拠」を足掛かりに、少しずつ関係を再構築しようと努めてくれる可能性があります。
前述のように、夫はふたたび妻を汚されてしまわないかと、妻の行動に敏感になります。いままでは気にしなかった「友達と会ってくる」という一言も、信頼できなくなってしまうのです。
そのため、まずは自分のスケジュールをしっかりと夫に伝えるようにしましょう。友達と約束がある時は、いつ・どこで・誰と会うのか、事前に話すようにします。また、友達と会ったときは、もしチャンスがあれば、(友達に不自然に思われない範囲で)一緒に写真を撮って、夫に送ってあげることも大切です。
ようするに、夫の不安を減らしてあげることが、結果的に夫の精神衛生に良い働きがけをし、結果的に関係の修復がスムーズになるのです。
不倫をした直後に、愛情や感謝の言葉を伝えても、なかなか信用してもらえないかもしれませんが、それでも伝え続けることは大切です。
そもそも、関係を修復するチャンスがあるということは、夫があなたの不倫を許しているからにほかなりません。男性にとって、自分の妻を寝取られることは、地獄の苦しみのようなもの。それにもかかわらず、夫が不倫を許してくれることに対し、妻は自然と感謝の念を抱くべきでしょう。
たとえ邪険に扱われても、感じた愛情や感謝をしっかりと伝え続ければ、いつか夫も、改めて信用してくれるようになるはずです。
不倫はいけないことですが、だからといって罪悪感を背負いすぎ、卑屈になりすぎる必要もありません。夫にしてみれば、妻を許せないという感情と、妻をこれ以上責めたくないという、なんとも微妙な立場にいるはずです。そんなときに、あまりに卑屈な姿を見せてしまうと、夫も責められているように感じてしまいます。
もちろん、卑屈になり、妻自身が精神的に追い詰められ、ふたたび不倫に走ってしまうリスクもあります。
開き直るのは間違いですが、しかし罪悪感に押しつぶされるのではなく、ある程度割り切って、強く生きようとする努力も必要です。
もしできることなら、家庭環境を大きく変えてみることも大切です。たとえば賃貸マンションに住んでいるようであれば、別の場所へ引っ越してみたり、あるいはお互いに新しい趣味を見つけて(できれば二人きりでできるもの)、それに打ち込んでみたり。これまでにないライフスタイルを取り入れることで、心機一転、頑張ろうとする意欲が、おのずと湧いてくるものです。
それでは続いて、不倫をした夫が、関係を修復するためにすべきことをまとめてみましょう。
まず何よりも大切なことは、妻にしっかりと謝ることです。謝るというのは、言い訳をしたり、自分を守ろうとするのではなく、少なくとも妻が一旦落ち着くまで、無防備で妻の文句を聞き入れ、ひたすらに謝罪し続ける、という意味です。
男性はついついものごとを論理的に考えがちで、確かに浮気をしたのは悪いけれど、原因は君にもあって・・・などと、余計なことを言いがちです。妻の文句に対しても、そこにはこういう理由があって・・・などと、無意識に反撃をしようとしますが、女性にとってはそれが何よりのストレスにつながります。
言いたいこともあるでしょうし、もちろんあまりに理不尽な場合には、多少の言い訳を付け加えることも構いませんが、基本的にまずは、全面的に話を聞き、受け入れ、謝罪をするようにしましょう。
もし言いたいことがあれば、妻がそれを許してくれた時に、冷静に、可能な限り相手を責めないように伝えるようにしましょう。
不倫相手の連絡先や写真などはもちろん、関係を思い出してしまうようなものはすべて捨ててしまった方が無難です。自分が未練を引きずらないようにするのはもちろん、妻に余計な詮索をされないために、さっさと身軽になることをおすすめします。
家族のために生きる決心を伝えるために、あらためて、妻や子どもたちの将来について、夫婦で話し合ってみるのもいいでしょう。夫自身にとっても、目標を立てることで、心がぶれにくくなるはずです。
子どもは、父親の不倫に対し、強い嫌悪感を抱きがちです。娘はもちろんのこと、息子は母親に対する愛情が深いために、余計に怒りを感じやすいものです。家族関係が根元から崩壊する可能性もあるため、子どもともしっかり向き合い、必要であれば、プライドを捨て、家族で話し合うことも大切です。
男性は、女性に対する感謝が少ない傾向にあります。不倫をした今だからこそ、そして妻に許してもらった今だからこそ、あらためて妻の日頃の行為に感謝をするようにしてください。
不倫をされた夫に、食事を用意する妻。その溢れんばかりの愛情を想像すれば、いやでも感謝をしたくなるはずです。
不倫した妻・夫が気を付けるべきことについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
不倫はしないに越したことはありませんが、万が一、誘惑に負け、過ちを犯してしまった場合には、家族のために、しっかりと反省し、努力するようにしてくださいね。
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