料金2019/07/25
探偵の代表的な仕事の中に、「盗聴器発見調査」というものがあります。おそらく多くの人にとって、盗聴器というのはドラマや映画の世界に登場するものであって、現実の、しかも一般の人々の生活にはまったく関係のないものであるように思いがちです。
ところが実際には、盗聴器は年間数十万個以上も「市販」されており、その多くは「一般家庭」で使用されていることが分かっています。つまり、私たちが思っている以上に、盗聴器は身近な場所で使われていて、加害者と被害者が発生しているということです。
裏を返せば、このように盗聴器が多く使用され、被害を受けている人が多発しているために、ほぼすべての探偵社がその業務に「盗聴器発見調査」を取り入れていることになります。ちょっと怖いことを言えば、今まさにあなたの家に盗聴器が仕掛けられていても、まったく不思議はないということです。
そこでこちらの記事では、盗聴器が設置される場所や、盗聴器設置の目的、種類、さらに盗聴器発見調査の料金等についてまとめてみたいと思います。
目次
盗聴器が私たちの予想以上に流通していて、あちこちで使用されているとお話しましたが、それでは実際にどのような場所で使用されているのでしょうか。私たちのイメージでは、盗聴器というとせいぜい、大企業の陰謀や性犯罪なんかで使われる程度の想像力しか働かないかもしれませんが、実際に盗聴器が発見された場所をデータ化してみたところ、
1位 一般家庭
2位 ホテル
3位 オフィス
4位 風俗店
5位 飲食店
であることが分かりました。しかもパーセンテージでいうと、一般家庭が約33%と、全体の3分の1を占めていることが分かります。逆に女子更衣室や女子トイレのような場所は、全体の1%にも満たないのだそうです(もちろん、これは「盗聴器」に限った調査なので、「盗撮」に関するデータは含まれていません)。
このように、設置場所に関するデータを見ただけでも、私たちのイメージとはかなりかけ離れていることが分かります。つまり、盗聴器は私たちが思っている以上にはるかに「身近な」存在であるということです。
盗聴器は一般家庭でも多く利用されていることが分かりました。では、盗聴器を仕掛ける加害者は、一体どのような理由で盗聴器を使用しているのでしょうか。実際に調べてみると、次のようなものが挙げられるようです。
盗聴器の大きな使用方法は、浮気または素行調査のための情報収集です。設置者は主に家族(親、配偶者)や恋人などであり、自宅における問題行動を調査する目的で設置しているようです。盗聴器の利用方法としてはかなり多く、そのために一般家庭での利用率が高くなっているようです。
また一般家庭への設置例としては、犯罪目的での使用があります。ひとつはストーカーによる盗聴行為であり、何らかの方法で自宅に忍び込み、盗聴器を仕掛けているようです。また世の中には「盗聴マニア」という人種がいて、そのような人たちが興味本位や好奇心で仕掛けることもあります。さらに、嫌がらせや恐喝を目的として、自宅に盗聴器を仕掛けることもあるようです。特に嫌がらせの場合、盗聴器を設置した犯人が近隣住民であることも多々あります。
そして、法人トラブルではやはり「情報収集」を目的とした盗聴器使用が多いようです。たとえば新商品の情報をつかんだり、会社のスキャンダルを入手するために、ライバル企業のオフィスや出張先のホテルに盗聴器を仕掛けることがあるとのことです。
このように、盗聴器使用の目的は、主に①浮気・素行調査、②犯罪行為、③企業間の情報収集の3つに分類できると思われます。
盗聴器が身近に仕掛けられているかもしれないと考えると、不安も募るはずです。特に、なにかしらの「違和感」を感じている人にとっては気が気ではありません。しかし、万が一盗聴器を仕掛けられている場合には、次のような「予兆」が見られるはずです。さっそく疑うべきポイントを上げていきましょう。
家族しか知り得ないような情報を近所の人や知人が知っていた場合、それは盗聴器による盗聴の可能性があります。実際にあった事例では、次のようなものがあります。
近所に仲の悪い人(Aさん)がいて、何度かトラブルを吹っ掛けられていた。ところが近ごろ、家族や夫婦の間だけで話したことが、どういうわけか近所に知れ渡っていることが何度も続いた。どうやら噂の発信源はAさんらしい。でも、それは根も葉もない噂ではなく、はっきりと自分たちが口にしたことだった。恐くなって探偵に調査を依頼したところ、自宅で盗聴器を発見。警察に調べてもらったところ、Aさんが犯人であることが判明。
このように、周囲とトラブルがあり、その人物を中心に情報が洩れているような場合には、注意が必要です。
元彼やストーカーとどういうわけか行く先々で出会うような場合、こちらも盗聴の可能性を疑った方がいいかもしれません。特に元カレ・元カノの場合は自宅に入る方法を知っている可能性も高く(合鍵の利用など)、盗聴器を仕掛けやすい存在といえます。
盗聴器を仕掛けると、固定電話にノイズが入りやすくなるという特徴があります。もし自宅で固定電話をしており、雑音が目立ったり、上記のような情報漏洩がある場合には、盗聴器の存在を疑った方がいいかもしれません。
社外秘の情報がライバル会社に漏れてしまった場合なども、盗聴器を設置されている可能性があります。もちろん近年では盗聴器以外の情報漏洩の可能性も多々ありますが、盗聴は盗聴器さえ持ち去ってしまえば証拠が残らないという特性のあることから、現在でも利用しやすい情報収集法に挙げられています。逆にいうと、盗聴器は必ず回収が必要になるため、初動が早ければ、回収前に発見することも可能です。
ではつづいて、盗聴器の種類について紹介します。盗聴器は市販のものからそうでないものまで実に多岐に渡る商品が販売されていますが、大きく分けると次のようなものに分類されます。
盗聴器として独立したタイプの盗聴器です。これだけ聞くと分かりにくいかもしれませんが、他の盗聴器は別の製品に埋め込まれているものが多く、一見しただけでは盗聴器と気づかないようにできています。見た目は黒い箱型をしていることが多く、明らかに不自然な物体であるだけに、必ず視界に入らないところに設置されます。
前述のように、他の日用品に埋め込まれた盗聴器を指します。代表的なものにはボールペン、電卓、充電器、USBメモリなどがあり、一見しただけでは盗聴器と気づきません。
電話回線に直接接続し、電話を盗聴するための盗聴器です。一昔目には主流のものでしたが、近年は固定電話の利用が減っているため、徐々に姿を消しつつあります。
おもに携帯電話を対象としてデジタル電波を受信するための盗聴器です。ステルス盗聴器といわれるもっとも発見が難しい盗聴器であり、近年の盗聴器の主流となっています。
電波を発信するものではなく、壁に直接マイクを当てて、隣室の声を聴くためのマイクです。どこかに仕掛けるものではなく、盗聴者自身が隣室に潜んでいなければならないため、もっとも発見リスクの高い盗聴器になります。
では、盗聴器は具体的に自宅またはオフィスのどのような場所に仕掛けられているのでしょうか?もちろん、盗聴器はバレてしまっては意味がないため、目のつくところには設置されません。
まず一般家庭における盗聴器の設置例を見てみると、主に次のような場所に設置されていることが分かりました。
このように、声の届きやすい場所であると同時に、普段滅多に触れない場所であることが分かります。とくにぬいぐるみやパソコンなどは、完全に外側から見えないため、注意が必要です。また、上記の事例はオフィスでもそのまま当てはまることがあります。オフィスの備品は一般家庭のものよりさらに目に触れる機会が少なく、「自分のもの」ではないため、ある日コンセントのソケットが代わっていたとしても、誰も気にしないはずです。しかし、世の中にはソケットにしか見えない盗聴器もあるため、ついついその存在に気づかず、見逃してしまう訳です。
では、会議室の場合はどうでしょうか。企業を盗聴する場合、会議室はもっとも情報を入手しやすい場所になります。そこで、会議室の設置例をまとめてみたところ、次のようになりました。
こちらもほとんど人が注目しないポイントです。会議室はオフィスの自分の席よりもさらに備品に無頓着になりがちです。ホワイトボードや机の下をのぞく人はまずいないでしょうし、コンセントの形状をじっくり眺めることもないはずです。
このように、盗聴器は発見しづらい場所に設置されていますが、万が一盗聴器の疑いがある場合には、上記の場所をチェックしてみると良いかもしれません。
では探偵に盗聴器の調査依頼をした場合、その料金はどのようにして決められているのでしょうか。盗聴器発見調査の料金は探偵社によってマチマチですが、おおむね次のような内訳になっています。
カッコ書きにしたものは、表面には出てこない費用です。調査料金は、調査をする場所によって決まります。具体的には部屋の広さ、数が大きなポイントになります。もちろん企業のオフィスのように広い場所で、複数のフロアに及ぶような場合には、対象が広くなり、料金も割高になります。
盗聴器の発見には、盗聴器発見器を使用します。これは盗聴器から発信されている電波を受信し、設置された盗聴器の場所を特定するものです。そして実のところ、この盗聴器発見器は市販されているため、一般の方でも購入することが可能です。
そのため、たとえば自宅で盗聴器設置の疑いがある場合には、自分で発見器を購入し、調査することができます。
ただし注意したいポイントは、ひとつの盗聴器発見器がすべての盗聴器を発見できるわけではないということです。この世には無数の盗聴器があり、その技術は年々進歩しています。それに合わせるように新しい発見器が開発されていますが、実際にはいたちごっこのような状態が続いているため、1つの発見器が発見できる盗聴器は限られているのです。
ようするに、市販の発見器を購入したところで、必ずしも盗聴器を発見できるわけではないということです。
自分で購入した発見器で盗聴器を特定できなかった場合は、探偵社に依頼し、最新の機材で発見してもらうようにしましょう。
上記のように、盗聴器は日々進歩しており、発見する側にも常に最新機材が必要となります。ここで重要な点は、すべての探偵社が盗聴器の発見を得意としていないということです。
確かに盗聴器発見調査は、ほとんどすべての探偵社の業務内容になっていますが、それはイコール「盗聴器発見を得意としている」という意味ではありません。
盗聴器の発見には、とにかく最新の機材を常に導入し、知識や技術をアップデートしていく必要があります。そのため、実際にはすべての探偵社が盗聴器を発見してくれるわけではないため、ホームページをチェックしたり、話を聞いたりしながら、盗聴器発見を得意とする探偵社を見つけるようにしましょう。
繰り返しになりますが、ポイントは「機材」です。ホームページで最新の機材を紹介しているようであれば、「自信のある証拠」と考えていいでしょう。
盗聴器発見調査の基礎知識は身につきましたか?現在、盗聴器は誰でも簡単に入手することができ、年間40万個以上も流通しているといわれています。もし盗聴器設置の疑いがある場合には、被害が拡大したり、犯人によって回収されてしまう前に、探偵社に発見・撤去してもらうようにしましょう。
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