浮気調査グッズにはどのようなものがあるのでしょうか？

そもそも浮気の証拠として利用できるものといえば、写真・動画、音声、位置情報（GPS）などがありますよね。写真・動画撮影といえば、小型カメラが分かりやすいですよね。音声録音といえばICレコーダー。そして位置情報を取得するには、GPS発信機やアプリケーションなどがあります。

そして近年は、これらのグッズが個人用としてネットショップに出回っているんです！ではそれぞれのグッズについて、細かく確認していきましょう！

小型カメラの代名詞的存在といえば、ペン型小型カメラです。見た目はよくあるボールペンですが、ペン尻の付近に肉眼でも確認しづらいレベルの超小型のカメラが設置されており、撮影ができるというものです。

もともとペン型小型カメラは、商談や会議の記録を残すために用いられていました。しかしその携帯性やバレづらいという特性を活かし、浮気調査に利用されることもあります。

しかも最近のペン型小型カメラは写真、録画、録音ができるだけでなく、SDカードにも対応していて、長時間の記録ができるという特徴もあります。

浮気調査では、自宅にペン型小型カメラを設置することで、浮気の様子を撮影することができます。

スパイの使っていそうな小型カメラとして、メガネ型小型カメラをイメージする人もいるのではないでしょうか？Google Glassは失敗に終わりましたが、小型カメラ付きのメガネというのは実在し、しかも普通に市販されています。

メガネ型小型カメラは録画・録音に対応し、こちらもSDカードを利用できるタイプがあります。メガネであるだけに、基本的には装着して利用することになるため、自宅に設置するというよりは、「尾行」で利用されるアイテムといえるでしょう。確かに尾行の様子を完全に記録できるのは、メガネ型小型カメラの長所といえます。

ただし、さすがに夜間の撮影には弱く、本人の顔を特定するのは難しいかもしれません。浮気は夜に行われることが多いため、かなり致命的な欠点ともいえます。

現在はほとんどの人がスマートフォンを利用しており、スマホのバッテリーが短いという欠点を補うため、モバイルバッテリーを所有している人も多くいると思います。

実は世の中には、モバイルバッテリー型の小型カメラというのも存在するんです！

見た目は完全にモバイルバッテリーであり、側面にカメラ用の小さな点が開いているだけなので、本人以外はまず小型カメラだとは思わないでしょう。

本体がバッテリーなので、長時間の録画に対応しているのが魅力的。また本当にモバイルバッテリーとして利用することもできちゃいます。

主にさりげなく自宅に設置し、浮気現場を撮影するのに役立ちそうですね！

同じくスマホ関連のグッズとして、充電器型の小型カメラがあります。スマホを利用する家庭であれば必ず存在するものなので、目立たなさとしてはNo.1かもしれません。形はスマホ充電器そのままで、USBの差込口付近にカメラが設置されています。コンセントにさしておけば、まずカメラだとは気づかないでしょう。

スマホ充電器型カメラを利用するときは、常日頃からその充電器を使用していることが大切です。完全に景色の一部と化してしまえば、まさかそれが小型カメラだと思うことはないでしょう。

そして、荒っぽい方法ではありますが、もし夫が出張中に浮気をする可能性があるとしたら、夫に持たせてみるのも一つの方法かもしれません。とくに家庭用として普段使いしている場合には、何の疑いもせず、そのままで先のホテルで使用する可能性もあります。そして偶然に浮気現場が撮影されることも・・・。

スマートウォッチ型の小型カメラもあります。もともとは会議などの録音機材として用いられるものですが、浮気の調査に活用することもできます。デメリットとしては、あくまで腕時計なので、装着しながら撮影するのに向いていないということです。尾行には使えそうもないので、主に自宅にさりげなく置いておいて、偶然浮気シーンが写り込むのを待つ、という使用法になりそうです。

同じ時計型のカメラとしては、やはり置き時計型の方が自然ですよね。もともと防犯用に開発されていることもあり、置き時計型のカメラはかなり高性能な点が特徴的です。

最大の特徴は、WiFiに対応しており、スマホに接続できるという点です。スマホのアプリを通じていつでも撮影映像を確認することができ、自宅の浮気調査にもピッタリのアイテムといえます。もちろん本来の用途である防犯対策（探偵がらみでいうとストーカー対策）などにも活用できそうですね。

ただしデザインが限られるため、極端に自宅のインテリアにそぐわないものを選んでしまうと、パートナーに怪しまれる危険性もあります。いかにさりげなく設置できるか、という点がポイントになりそうですね。

変わり種のカメラとして、車のキー型小型カメラがあります。いわゆるスマートキーの形をした小型カメラですが、あくまで形を模しているだけで、実際にスマートキーとして利用することはできません。

他人にはバレないかもしれませんが、そもそも夫婦や恋人感で車のキーを隠し持つのは不自然なので、浮気調査には使えなそうです。ただし、探偵社では使用されることがあるみたいです。

これまでは○○型小型カメラを紹介してきましたが、そもそも小型カメラ自体が単体で販売されています。そのため、他の製品に紛らわせなくても、好きなところにカメラを設置することが可能です。

ただしカメラ内蔵タイプと違い、自分で小型カメラをバレない位置に設置する必要があるため、難易度が高く、そもそもバレてしまうリスクも高くなります。

ちなみに設置場所としては、本棚の隙間や家具の上、天井付近などが多いようです。

カメラ以外のグッズとして、録音のできるICレコーダーが挙げられます。写真や動画の撮影はできませんが、音声だけであっても本人であることが特定できれば、十分に浮気の証拠として活用することができます。ICレコーダーのメリットは、映像を撮影する必要がないということです。つまり、浮気の現場を映さなくてもいいため、音声を拾える場所であればどこであっても設置できるという長所があります。たとえばベッドの下にカメラを設置しても意味がありませんが、ICレコーダーであればそれも可能というわけですね。

浮気調査としては、無指向性の録音マイク＋24時間（以上）対応のレコーダーがおすすめです。指向性とは音声を拾う方向を意味します。インタビューなど相手のいる方向の決まっているものについては指向性の強いものが便利ですが、浮気調査のように四方八方の音声を拾いたい場合には、無指向性のマイクが効果的です。また1日中録音することが多いため、24時間対応、可能であればそれ以上の対応のできるものがおすすめです。

位置情報を取得するグッズとしては、GPS発信機があり、これもAmazonなどで販売されています。GPS発信機の利用法としては、パートナーのカバンやインナーバッグに忍ばせる、車に設置する、などの方法があります。ただし、いくら小型といっても物理的に発信機を相手の持ち物に忍ばせることになるため、当然バレるリスクはかなり高めです。

GPSの取得方法として、GPSを取得できるスマホアプリを相手のスマホにダウンロードするという方法があります。有名どころでいうと、「ケルベロス」や「エアードロイド」といった名前を聞いたことがあるかもしれません。

これらは本来、スマホをなくしてしまった場合に、それを見つける目的で開発されたアプリでしたが、浮気調査や盗撮・盗聴などに利用できることが分かり、ある意味で有効な、ある意味で危険なアプリとして知られるようになりました。

このようなGPSアプリを相手のスマホにインストールしてしまえば、いつでも相手の位置情報を確認することができ、浮気をすれば一発で見つけることができます。

ただし、たとえ夫婦や恋人であっても、相手のスマホに無許可でアプリをインストール行為は完全に違法です。あくまで本人の承諾のある場合にのみ、利用するようにしましょう。

いくつか浮気調査グッズを紹介しましたが、もちろん注意点もあります。まず上記に紹介したグッズは、基本的に自宅または自家用車でのみ利用してください。というのも、無許可で他人の家や他人の車に設置すると、もれなく違法行為に該当します。

また、夫婦や恋人であってもプライバシーを保護すべきというのが、現代社会の共通認識です。そのため、浮気調査の結果、プライバシーの侵害で逆に訴えられる危険性もあります。とくに浮気相手にしてみれば赤の他人になるため、勝手に尾行して撮影すればもちろんプライバシーの侵害になりますよね。

このように、浮気を暴こうと息巻いたつもりが、結果的に自分が犯罪者になってしまう可能性もあるため、自分で浮気を調査する場合には十分に気を付けるようにしましょう。

浮気現場が自宅であれば証拠をつかみやすいかもしれませんが、実際には家の外で浮気の行われることがほとんどでしょう。そして浮気現場を抑えるためには、尾行・張り込み、そして撮影が必要となりますが、ターゲットにバレずに尾行し、証拠能力のある写真・動画を撮影するのは、素人には不可能といわれています。

特に重要なのが証拠写真・動画の撮影です。裁判で浮気と認められる証拠は、本人であることが特定できること、性行為のあったことが認められること（ホテルに入り、一定時間経過後に出てくる様子が撮影されている）など、かなり厳しい条件が設けられています。

そのような写真・動画を相手にバレずに撮影するにはかなりの技術が必要であり、これが素人には不可能といわれる大きな所以です。

また、そもそもパートナーや恋人が浮気調査をすると、日常に不自然な点が見られやすく、相手に警戒されたり、調査をしていることがバレてしまうことがほとんどです。

そのため、本気で浮気調査をしたい場合には、よほどの理由がない限り探偵を頼るようにしましょう。ちなみに探偵というと胡散臭い気もするかもしれませんが、弁護士も探偵と提携し浮気や企業調査をすることが多いため、実はかなり信頼のおける存在といえるのです。

※ちなみに、探偵は調査目的であれば尾行や撮影が法的に許されているため、探偵が調査をする限りはプライバシーの侵害にも該当しません。

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