探偵への依頼2021/06/13
長い人生の間には、家出や失踪によって、身近な人が行方不明になってしまうことがあるかもしれません。実際に年間8万人以上の失踪が報告されており、それだけでも十分に驚くに値しますが、8万人という数はあくまで行方不明者届の提出数であり、実際にはそれ以上の失踪者がいるといわれています。
もしあなたの身近で行方不明になってしまった人がいた場合、あなた自身で行方不明者を探すことができるのでしょうか。こちらの記事では、探偵のアドバイスをもとに、自力でできる人探しの方法についてお伝えします。
目次
自力で人探しをする方法を紹介する前に、まず大前提として伝えておかなければならないことがあります。もし万が一自分の周りで失踪者が出てしまった場合、それが緊急性を伴う案件である場合には、自力でどうこうする前に、必ず警察に行方不明者届を提出するようにしましょう。
たとえば、家族や夫婦、子どもなど、もっとも身近な人がいなくなってしまった場合はこれに該当します。また、行方をくらましたことがあまりに不自然で、何らかの事件に巻き込まれた可能性がある場合も、当然ながらこれに該当します。さらに、行方不明者の事前の行動も重要で、もし行方不明者が大きな悩みを抱えていた、ふさぎ込んでいた、など明らかに様子のおかしかった場合には、自殺を考えている場合もあるため、これも緊急性の高い案件として処理すべきでしょう。
このような危険性のある場合には、素人が自力で探すといった悠長なことをしている場合ではありません。犯罪や事件に巻き込まれていたり、あるいは自殺を図っている可能性もあるため、一刻も早く警察に相談し、捜査をしてもらうようにしましょう。
後述しますが、警察は事件性の高い案件については、優先して行方不明者の捜査に当たってくれます。そのため、上記の場合には自力の捜査や外部への委託の前に、とにかく警察に行方不明者届を出すようにしてください。
事件性の高い捜査について警察に相談をすべきなのは、前述の通りです。しかし、前述のように警察は事件性のある失踪事件は捜査してくれるものの、そうでない行方不明者については、捜査を先送りにしてしまいます。最初に述べたように、警察のもとには年間8万件の失踪事件が舞い込んでくるため、そのすべてを処理することが現実的に不可能な状況です。そのため、少しでも惨劇を防ぐよう、行方不明案件に優先度を設け、優先度の高いもの=事件性の高いものから処理していきます。そのため、一度優先度が低いと思われてしまうと、なかなか捜査に踏み出してくれません。
このような場合には、自力で捜査をするか、もしくは外部機関に操作を依頼する方法がありますが、まずは自力で人探しする方法についてまとめていきたいと思います。
まずは、失踪者の部屋を中心に、失踪者の所持品を調べてみましょう。これは警察や探偵がまさに最初に行うことの一つです。
失踪や家出を直接ほのめかすようなもの、たとえば置手紙や遺書のようなものは恐らくすでに見つかっていると思うので、別の点に注目します。意外と重要なポイントは、「残されているもの」より、「無くなっているもの」です。
たとえば失踪者の部屋から、衣類やお金などがなくなっていたとします。未成年者の場合であれば、ゲーム機なども重要です。このような「生活必需品」が無くなっている場合は、そもそもこの行方不明が「計画的」なもの、あるいは突発的であっても、少なくとも失踪者の意思により行われたものであることが分かります。言い方を変えれば、そこに(少なくとも失踪前には)事件性のようなものはなく、ひとまず安心できる要素と捉えることができるのです。
逆に、携帯電話や財布など、「無くなっているべきもの」が残されている場合には、事件性を疑うべきでしょう。
他に調べるべき点としては、手帳や日記帳、パソコン、ゴミ箱の中などが挙げられます。手帳や日記帳、パソコンなどには失踪者のこれまでの行動や、失踪後の居場所を知らせる手がかり、もしくは本人が抱えていた問題等をうかがうことができます。パソコンに検索履歴が残っていれば、もしかすると移動方法や宿泊先などの情報がつかめるかもしれません。
またゴミ箱に捨てられたメモや書類等からも、何か分かることがあるかもしれません。たとえばゴミ箱から借金の督促状などが見つかることもあり得ます。
いずれにしても、失踪者の自室はもっとも手掛かりを発見しやすい場所であり、真っ先に調べるべき場所といえるでしょう。
失踪者の連絡先(電話番号、メールアドレス等)が分かる場合には、絶えず連絡を取り続けることが大切です。たとえ最初に連絡をした時に本人が電話に出なかったり、メールを無視していたとしても、とにかく絶えず連絡を継続します。仮に本人が失踪当初、確固たる決意で家出をしたとしても、時間が経つにつれ心境は変化していくものです。最初は誰の連絡も取らなかったはずが、心境の変化から、思わず電話を取ってしまうことがあるかもしれません。
またLINEのように既読履歴のつくものは、少なくとも本人の生存確認、意識確認がとれるために、捜査上重宝します。
もちろん、そもそも電話がつながるか、という点の確認も重要なので、やはり連絡は取り続けるべきといえるでしょう。
そしてもう一つ重要な点は、運よく失踪者と連絡が取れた場合に、決して本人を責めたりしないことです。本人は何らかの大きなストレスがあり、失踪していることが大半です。また家出をして、周囲の人に迷惑をかけていることも重々承知しています。わざわざあなたに責められなくても、十分に罪の意識を感じているはずです。
そのため、まずは相手の話にじっくり耳を傾け、決して無理やり諭したりせずに、とにかく心配している、力になるから、戻ってきて欲しい、または居場所を教えて欲しいと伝えるようにしましょう。
失踪者の友人や知人に居場所を尋ねてみるのも大切です。もし失踪者が何らかの悩みや問題を抱えていた場合には、それを周囲の人に漏らしている可能性もあります。また本人の行方を知っている、あるいはそれをほのめかす発言を聞いているかもしれません。さらに、本人の行動パターンを探る上でも重要な情報源となります。たとえば本人が日頃からよく足を運んでいた場所を訊き出すことで、失踪者の居場所を特定できるかもしれません。
未成年者の場合は、学校の先生に聞いてみるのも良いかもしれません。些細な情報が大きな手掛かりになる可能性もあるため、しっかりと訊き出すようにしましょう。
行方不明になってから日が浅い場合や行動範囲の狭い未成年者の場合は、まだ付近にいる可能性もあります。そのような場合には、本人がよく行く場所を中心に、一軒ずつたどってみましょう。前述のように、友人や知人から本人の良そうな場所を訊き出しておくことも大切です。
足取りを追いかける場合には、本人の顔写真などを持参しておくようにしましょう。お店やレストランなどに立ち寄りそうな場合には、店員に聞き込みをしてみると効果があるかもしれません。
根本的なことですが、家出をしたものの、会社や学校には通常通り通っている可能性もあります。そのため、失踪から一夜が明けたら、まずは会社や学校に通勤・登校の有無を確認するようにしましょう。もちろん確認が取れれば、ひとまずそれが一時的な家出であることは分かります。
近年ではSNSによる失踪者探しが広まっており、もしかするとTwitterやFacebookでそのような投稿を見たことがあるかもしれません。
SNSの利用方法としては、そもそも本人のアカウントをチェックするという方法があります。万が一本人がSNSに投稿を続けていれば、少なくとも生存確認を取ることができます。また投稿の内容から、足取りを追うことも可能かもしれません。さらに、SNSを利用して連絡を取ることもできます。
もうひとつは、もちろん他の利用者に捜索の協力を願うことです。本人の顔写真とともに、名前、身体的特徴、地域や行方不明になった日時等を記載し、捜索を呼び掛けてみましょう。現在は若者を中心にSNS利用者も増えているため、意外なところから情報がもらえる可能性もあります。
もちろん偽情報が紛れている可能性もあるため、明らかに怪しい情報には注意をするようにしましょう。
ビラを作って、街頭で配布またはポスティングをしたり、織り込みチラシに混ぜてもらうという方法もあります。SNSをアナログにした方法にはなりますが、もし失踪者が近隣にいる場合には、かえって大きな手掛かりのチャンスになるかもしれません。
すでに失踪から年月が経過してしまっている場合には、住民基本台帳を閲覧するという方法が考えられます。こちらは各自治体に住民の住所を問い合わせる方法になりますが、もし失踪者が意図的に家出をして、すでに別の町で新しい暮らしをしているような場合には、有効な手段となります。
ただし、住民基本台帳を閲覧できるのは家族、親戚、債権者等に限られるため、もし知人や友人の捜査をしている場合には、ご家族に相談してみるようにしましょう。また、本人が転居届を出していないとそもそも住民基本台帳に記録されないため、かなり限定的な手法になります。
前述のように、警察に行方不明者届を出したとしても、その案件に事件性がない限り、捜査は後回しにされてしまいます。ただし、これは「事件性がないなら届を出さなくていい」という意味ではありません。
行方不明者届を提出することで、行方不明者と行方不明になったという情報は警察のデータベースに記録されます。事件性がない場合には、「積極的に」捜査はされないものの、もし本人が発見された場合には、保護・報告の対象になります。
そのため、どのような場合であっても行方不明者が出た場合には、必ず警察に相談をするようにしてください。
人探しを自力でする方法をお伝えしましたが、やはり素人がいくら捜査をしても、必ずしも対象者が見つかるとは限りません。本気で人探しをしたいのであれば、やはりプロである探偵に調査を依頼するのがもっとも無難です。
探偵は警察と違い、事件性の有無にかかわらず、どのような案件であっても調査をしてくれます。また人探しの経験も豊富なので、私たちでは想像もつかないような方法で次々と手掛かりを見つけ出してくれます。
費用は高額になりますが、探偵の調査費用は基本的に調査期間に応じて変化します。言い方を変えれば、失踪からの期間が短ければ短いほど、発見までの時間も短く、料金も安く収まるという訳です。
警察は動いてくれないけれど、
今回の失踪や家出はどうもおかしい・・・
子どもが家出をして、事件に巻き込まれたかもしれない・・・
といった疑問や不安がある場合は、一刻も早く探偵に依頼することをおすすめします。
行方不明者の発見について、大事な情報があります。それは、失踪から初動捜査までの期間が短ければ短いほど、発見率は高くなるということです。
具体的にいうと、行方不明から1週間以内の捜査の場合は発見率が「35~45%」であるのに対し、1週間を経過した案件の発見率はわずか「4%」程度に落ち込んでしまいます。
このデータを知っておくだけで、いかに捜査を急ぐことが大切であるか、きっとわかってもらえると思います。
探偵は調査のプロですが、やはり失踪から1日でも早く調査を開始できたほうが、足取りを追いやすく、早期発見できる確率も高くなるものです。とくに警察が動いてくれない場合には、躊躇することなく、探偵に調査依頼することをおすすめします。
自力で行方不明者を探す方法は分かりましたか?失踪者の発見は、とにかく時間との勝負です。自力で探すことも大切ですが、あくまで優先順位としては1番に警察、それから探偵を頼るようにしましょう。
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