家庭の事情、家出などで生き別れてしまった家族に会いたい・・・。音信不通になってしまった友人・知人の消息を知りたい・・・。失踪人の行方を知りたい・・・。

このような「人探し」も、探偵社の代表的な調査内容です。提供された手がかりから、聞き込み、張り込み等を通じ、調査対象者の所在を割り出します。

家出や失踪の場合、家族の初動の早さが人命救助につながるケースも多いため、そのようなケースでは積極的に利用するようにしましょう。

探偵に人探しを依頼する場合、どのような状況に置かれている人が多いのでしょうか。

ちょっとした親子ゲンカや家庭の不和が原因で、子供が家出をしてしまうことがあります。きっかけは些細なことであっても、結果的に大事件に巻き込まれてしまうことも少なくありません。

近年は少女のプチ家出を「支援」するかのように「神待ちサイト」がはびこり、無知な子供たちが被害に遭っています。

家出調査は初動が肝心なので、どうせすぐに帰ってくる・・・などと油断せずに、早急に対応するようにしましょう。

身内や友人が失踪してしまい、警察だけでなく探偵にも調査を依頼する人が大勢います。治安の良い日本国内でも毎年数え切れないほどの失踪者が発生し、警察もあまり積極的に調査をしてくれません。特に失踪者の多くがなんらかの事件に巻き込まれていることもあり、家出同様、初動の早さが人命を左右することすらあります。

お世話になった恩人や連絡の取れなくなった旧友、初恋の相手など、思い出の相手の現状を知りたい、もう一度会いたい、といった依頼も多いようです。家出や失踪と違い、対象者たちが意図的に姿をくらませているわけではないため、比較的判明率の高い調査といえます。

お金を貸した相手が行方をくらませてしまった、不正をした従業員の所在が分からなくなってしまった場合などに、所在調査を依頼する場合も、「人探し」に該当します。

探偵社に「人探し」を依頼した場合、具体的にはどのような調査が行われるのでしょうか。

調査対象者に関する情報をもとに、失踪人の足取りを追ったり、推定所在地の近郊で聞き込み調査を行います。急を要しない調査では、なるべく探偵の素性や依頼者がバレないよう細心の注意を払います。

調査対象の所在が特定できたら、実際に現地を張り込み、調査対象者が滞在・居住しているか確認します。

調査対象者が特定した所在地に滞在・居住しているかどうか、写真や動画などで撮影し、証拠用の記録とします。

探偵の調査により、プチ家出した娘さんの救出に成功したり、自殺を考えて失踪した家族をすんでのところで発見できた、お世話になった恩人に再会できた、といった成功事例が多数寄せられています。

「人探し」はその他の調査と違い、直接人命を左右するケースもあるため、警察の初動に不信を感じた場合は積極的に探偵事務所を利用するようにしましょう。

探偵社でもっとも多いトラブルは料金問題です。とくに見積もり以上の費用が発生するという「追加料金」のトラブルが多発しています。

また、結果的に対象者の所在を確認できていないにもかかわらず、「かつてここに住んでいたことは確かだから」という理由で古い住所を渡され、現地に訪れたら誰も住んでいなかった、といったトラブルもあるようです。

探偵社相手のトラブルを防ぐためには、まず見積もりを提示された時点で追加料金の発生があるかどうか確認しておきましょう。追加料金の可能性がある場合には、どのようなケースでいくら発生するのか確認しましょう。

また、「成功の定義」を契約書などに明記してもらう必要もあります。知人の所在調査などでは、対象者が現在確実に居住している所在を特定し、間違いなく本人が居住しているという証拠写真・動画を撮影できた場合のみ成功とする、といった旨を双方で認識しておくようにしましょう。

調査料金は調査員の数、調査規模、期間などによってマチマチですが、おおむね1時間当たり1～2万円の費用がかかるようです。なお、対象者の情報が多ければ多いほど調査がスムーズになり、料金が安くなる傾向があります。調査対象者の情報を持っている場合には、可能な限り提示するようにしましょう。

以上が人探し調査の概要になります。探したい人のいる方は、ぜひ一度こちらの探偵社に相談をしてみてください。もちろん、初回相談は無料です。